鋼殻のレギオスIX ブルー・マズルカ (富士見ファンタジア文庫 143-14) (富士見ファンタジア文庫 あ 1-1-9)
- 富士見書房 (2008年6月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (318ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829133002
作品紹介・あらすじ
「わたしたちのことを、忘れないで」再会したリーリンが、レイフォンに渡そうとしているもの。それは、レイフォンの育ての親であり武芸の師でもある、デルクが託した錬金鋼だった。しかし、デルクの「許し」の証ともいえるそれを、レイフォンは拒説する。思い悩むリーリンだが、レイフォンもまた、行き場のない思いを抱えていた。その頃、ツェルニにはまたもや非常事態宣言が発令されようとしていた。都市戦が行われる中、ひそかにツェルニに潜伏中のサヴァリスは、うろんな男と接触する。そして、さまざまな思惑がツェルニに集い、動き出す-。恋も物語も、かつてない劇的展開へ。
感想・レビュー・書評
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☆3.5
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レイフォンは本当は刀を使いたいのだろうというのは1~8巻まで読んでいて薄々感じていた。幼い頃から恩人に習い、必死な思いで修得したモノを使いたいと思うのは人間の心理だ。なかにはその技、もしくは流派にトラウマができ、二度とその技を使いたくないというのとは違い、レイフォンは養父のデルクやサイハーデンの流派が好きだからこそ、間違った道に進む自分がそれを使うことは自分が許さない。打ち込めるものが無い私に実感はないが、理屈としてはよくわかる。もし私にもレイフォンにとっての仲間のような大切なものがあり、そしてみなが苦しい思いをしていたら、同じようなことをしていたかもしれない。
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前巻に比べると面白く感じた。
女性陣の嫉妬や悩みの話になると、正直苛っとして
読み飛ばしたくなったけれど。
こういった展開になられると、リーリンの存在がうざったい。
ただでさえうざったいのに、グレンダンでの云々という設定がある。
しかもああした既成事実が作られてしまうと、どうも…。
メイは既に嫌いなのでどうでもいいが、
ナルキがやや疎外されている気がして可哀想に思う。
彼女はメイやミィのせいか、武道者であるという扱いを
少なくともこの巻ではされていないなと思う。
フェリの言動は今回は納得できた。
相変わらず私は、隊長贔屓だが。 -
待ちに待ったレイフォンとリーリンの絡みが読めて幸せっ!^^
このままくっついて欲しい限りです。 -
文庫本発行の順番に読むと、ストーリー展開が???な箇所があるため、ウィキペディアで補完した。
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レイフォンが養父の託した刀を手にし,気持ちの整理をつける.一方,リーリンの出生の秘密が明らかに.
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アニメ化ライトノベルです。
アニメ第1話を見て原作に着手です(笑)
頂点まで上り詰めた主人公の挫折から、新たな人生を歩もうとする姿をえがいた学園物。
主人公の挫折が最初ちょっと伝わり難くて違和感があったけど話が進むにつれてじんわりと判ってきました。
周りが女の子ばかりってのは・・・作者の趣味でしょうか(^-^;
アニメのほうは最初意味不明(だから余計に原作に手を出しちゃったんだけど)原作読んで時系列がちょっと整理されました。
ていうか・・アニメストーリー欲張りすぎかも・・・。 -
おおー、リーリンもえ〜ヾ(≧▽≦)ノ
やっぱり本妻つよし(笑)
うん、幼馴染イイヨ(・∀・d) -
レイフォンもってもて。
あと、色んなキャラクターがいっぱい。特に天剣授受者。新キャラもいて頭こんがらがります。
サヴァリスは登場回数の割りにイラストに描かれる率が高い気がします。
wikipe読んだらあらすじわかります。
リーリンと喧嘩したりラブったりしてます。そしてリーリン出生の秘密?!
・・・ていうかさー駆け落ちするくらいならその子供くらい・・・ちゃんと・・・大人として最低じゃないか?
ニーナも色々大変です。
後書きの怪談面白かったー!
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2008/06/20
狼面衆辺りの繋がりをイマイチ覚えてなくてピントこなかったけど、今回キーとなる新キャラ登場と、外伝(イグナシス覚醒等)の設定も出てきて、そろそろメイン筋的な部分に触れ始めるのかな?と次回が楽しみな所。そういえば四角関係はほぼ触れられず…短編で書いてたのかな?短編集に期待しておくか。