東京レイヴンズ2 RAVEN゛s NEST (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 446
感想 : 31
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  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829135525

作品紹介・あらすじ

教室中から突き刺さる、視線、視線、視線、好奇と、僅かな敵意。級友から向けられる幾つもの視線に春虎は気圧される。けれど-バカ虎!迷いのない、まっすぐな瞳。自分を見つめる幼なじみの少女-夏目の姿に、春虎は自分を取り戻す。闇鴉たちを育成する陰陽師育成機関、陰陽塾。夏目の式神として生きることを決めた春虎は、東京の陰陽塾に転入する。しかし、そこで春虎を待っていたのは、『しきたり』により男装した夏目と、土御門に冷たい塾生たち-そして、二人を付け狙う呪術界の闇だった!?時を超える陰×陽ファンタジー、学園編スタート。

感想・レビュー・書評

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  • 京子ほ感情の移り変わりが楽しい巻だった。
    カクギョウ鬼と夜叉丸の記述が後半に出てきてなるほどなぁ~ここに伏線があったのかと感じた。

  • いよいよ、本編突入したようで、がぜん面白くなってきました。しかし、1巻からは、よもや平安の昔からの対決構造になるとは思わなかった(笑)。次々12神将と戦う展開かと思ったら、そうでもないらしい…。次が楽しみだ!

  • つなぎというか今後への溜めの巻
    舞台背景がすこしづつ小出しにわかりやすく並べられていて
    さすがの手腕
    キャラクタもライトノベル仕様に魅力的なのだが
    にしても夏目に気づけないのは
    そういうものだとしてもあまりにもあれだし
    本人の魅力にも寄与しているとも思えないが
    作品的にそうだからといったらそうなのだが

  • 大友先生出て来てくれて嬉しい。かっこいい!

  • 前作の事件を経て、陰陽師を目指すことになった春虎。
    霊災の後遺症を自身で診られるようにしたいという冬児とともに、東京にある陰陽塾に通うことになる。
    そこでの夜光の生まれ変わりと噂される夏目を取り巻く環境や、コン、京子、天馬、大友といった新キャラを交えて、話が本格的に展開し出した印象。
    タイトルにある通り東京が舞台になったことからも1巻は序章で、2巻から本章という感覚なのかと思う。

    陰陽塾が舞台になったことで、土御門の立ち位置がより明確となり、それとともに春虎のアンバランスさも際立った印象。
    陰陽術に関する知識は全くないにも関わらず、護法式のコンを使役できるほどの霊力を持っている。
    これが意味することは何なのか、今後の展開が気になる所。

    また夏目との関係も主と式であるとともに、頼り頼られる関係に進展できたのかなぁ、と思えるものがあって良かったかな。
    普段はつんけんしていて、なかなか上手くいかないものの……。
    素直な表情を見せる時は本当に良かった。
    京子との過去を春虎が今後思い出すのかは分からないけど、陰陽師としてどう成長していくのかとともに人間関係も楽しみたいと思う!

  • 今回は学園展開で、バトルとラブコメな展開……かなぁ。
    どちらかというと学園ラブコメが主な展開? 特別オリジナリティあふれる展開というわけでもなく、今となってはどっかのアニメとかどっかのラノベでも見たことある流れです(前後関係はわかりませんが)。
    春虎の朴念仁っぷりはともかく、夏目のツンデレはちょっと苦手なタイプのツンデレ。個人的には、外野からみて可愛いなと思えるところまで、今ひとつ感情移入できてません。
    ……ラブコメ成分は三角関係なんだかなんなんだか。ひとひねりはあるので今後面白そうではあります。
    バトルというか今回の敵の周辺事情は残念な感じだったけど、伏線はいろいろ仕掛けてある感じなので、黒幕さんが頑張るのはまだまだこれからという感じ。
    全体的には、まだエンジン回ってない感じがあります。
    物語としては冬児周辺の伏線が動き出してからが本番になりそう。

  • 現状ではキャラ見せ的な部分もあるが面白かった。

  • 【再読予定】コンが可愛すぎ。

  •  コンが可愛いけど。幼女もういいよ・・

  • 普通に面白かった1巻にひき続いての2巻だけど、学園ラブコメ(しかも何気にハーレムな予感)×式神バトルな展開に陰謀が絡んできとこれがまた予想以上の面白さ。

    いやまテンプレといえばかなりテンプレではあるんだけどこれだけ面白ければ無問題でせう。

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著者プロフィール

1976年、徳島県生まれ。99年「ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト」(富士見ファンタジア文庫)で文庫デビュー。その後「Dクラッカーズ」シリーズを富士見ミステリー文庫にてシリーズ化、レーベルを支える人気作となった。
代表作に「BLACK BLOOD BROTHERS」「東京レイヴンズ」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)、「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ(GA文庫)などがあり、アニメ化作品も多い。

「2019年 『ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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