東京レイヴンズ4 GIRL RETURN & days in nest I (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 405
感想 : 25
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  • Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829136379

作品紹介・あらすじ

土御門夏目-芯が強くて楚々とした、春虎自慢の幼なじみ。…の、はずだった。半年前までは。しかし現在。「このバカ虎!」。半年ぶりに再会した幼なじみは、陰陽塾きっての秀才で口が悪くて素直じゃなくて、とある理由で男装女子になっていた!?そして、その男装女子に日々振り回されている、日本一ツイていない少年、土御門春虎。「夏目君とデキてる…ホモなんでしょ?」「いや実は幼女好きだって」。クラスメイト曰く『ホモだと思ったらロリコンだった』。心ない噂と運の悪さに苦しむ春虎。しかも二年になった二人を襲ったのは、あの夏の日の「嵐」!大騒動の学園生活を経て波乱の新学期がいま始まる。

感想・レビュー・書評

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  • 前半の小物語はあまり引き込まれなかった。
    後半のチーム結成あたりから面白くなってきた。
    夏目さん、お風呂に行くとはやはり女性だなとしみじみ思った。

  • 番外編短編集その1。本編ではやりようがない、日常の中の過激なラブコメ(笑)。あそこまで鈍い春虎はいつ真実に気づくのやら。

  • DクラBBBサリエルのコメディ調短編はかなり出来不出来あったが
    今回はキャラクタがよりライトノベル的に馴染んでうきづらいのかもしれない
    本編の鈴華リターンも夏目さん1トップの構成に動きを与えてくれ面白くなりそうで期待
    あとがきにある通り前半後半が分かれすぎなので
    最後1ページ鈴華がドン引き描写を入れたらよかったのでは

  • 大友先生減俸とか…結構活躍していて嬉しい。

  • なんかすっかり陰陽師的な話が出てこなくて女の子のキャッキャウフフが多いというか。ハーレム展開というかw
    特にメインヒロインの壊れっぷりがひどいw
    ドジっ娘属性というかツンデレをこじらせたえらいことになっている。
    名門土御門家の天才陰陽師っていうあれはどうなったんだろうという。。。もうちょっと調伏とか例祭とかそういう方を力入れてほしいかなと思ったり。。。

  • もともとあざの作品がとても好きで買ってたんですが、4巻でストップしてました。
    随分前に読んだのでものすごく大雑把にしか覚えてません…申し訳ない。
    ぶっちゃけると、短編がだるくてですね。
    4,5巻に短編入れずに物語進めていたらストップしなかったのに!と思ってしまいます。
    6巻からありえないレベルで面白いので、すごく残念!!

  • 今回はざっくり短篇集なイメージ。
    一応前半は長編とリンクしている書きおろしにはなっていますが、後半の雑誌連載のドタバタ劇に印象が上書きされてますw
    ラブでコメな度合いがかなり上がっている1冊ではないでしょうか。
    でも、個人的には今ひとつグッとこない感じなのは、やっぱりメインヒロインさんと相性が悪いのかもしれません。

  • 一言で言うと暴走娘の巻。
    誰が一人が暴走娘ってわけじゃなく、登場する娘たちがこれでもかと暴走する。
    そして大抵被害にあうのが春虎なのがさすが主人公と言うべきか。
    後半の暴走っぷりに霞がちだが、とあるキャラが再登場しているのが地味に嬉しい。

  •  陰陽塾の二年生に進級した土御門春虎たちは、新たに入塾してきた塾生の中に深い因縁と問題を抱える相手がいることに驚愕する。十二神将の一人であり『神童』と謡われた陰陽師——大連寺鈴鹿。春虎が陰陽師を目指すきっかけにもなった相手である。春虎は鈴鹿と、お互いのしこりを取り払うべく、腹を割って話し合うのだが、その最中に思わぬ窮地に立たされることになる。そしてその結果、鈴鹿は春虎に要求する。
    「——なんか面白い話とかないワケ?」
     二巻三巻と事件続きだった春虎たちの、陰陽塾での日常での出来事を切り抜いた半短編集。

     短編集への導入がちょっと凝っていて面白かったので、つらつらとまとめてみました。

  • 事件が…というか、命のやりとり危険なし、な状態がない短編集。
    違う意味での事件は、山とありましたが。

    最後の最後で詰めの甘い、日常が出てしまった最終機密。
    これから2年間は奴隷状態、というのには可哀想ですが
    お間抜け具合からいうと、予想すべき落ち。
    これでばれなくても、それはそれでどっきどきな日々でしょうが。

    そして寮母、すごいぞ寮母(笑)
    思うのも想像するのも個人の勝手、ではありますが
    それを表にさらけ出すのはどうでしょう?w
    見てる分には面白いですが。
    想像するための人材もネタも事書かない状態。
    天職、ですね。

    そして最後に、ヒロインの大暴走。
    子供の価値観を振りまわすのは…友達がいなかったため?
    とはいえ、こんな事に子供も大人もないですけど
    冷静に対処していかないと…何とも。
    という事よりも、何故ここまで気がつかない、ヒーロー。

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著者プロフィール

1976年、徳島県生まれ。99年「ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト」(富士見ファンタジア文庫)で文庫デビュー。その後「Dクラッカーズ」シリーズを富士見ミステリー文庫にてシリーズ化、レーベルを支える人気作となった。
代表作に「BLACK BLOOD BROTHERS」「東京レイヴンズ」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)、「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ(GA文庫)などがあり、アニメ化作品も多い。

「2019年 『ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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