Re(アールイー):5 バカは世界を救えるか? (富士見ファンタジア文庫 や 3-2-5)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 42
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (331ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829136744

作品紹介・あらすじ

「…もう、走らなくていいよ」自分には何も救えない。世界の救い方すらわからないのに、世界を救えばアルルは消える、だなんて!あらゆる希望を砕かれ、光一は苦悶する。その手に手を重ね、薫は必死でさささやいた。「あんたがそばにいてくれれば、あたしそれでいい。それで幸せ」夕陽の中、健気に微笑む薫の告白が、光一の心を温める。そう、もうやれることはない。だから、せめて、つかの間の幸せを。アルルも兎乃も心路たちもみんな一緒に。滅びの日まで、ひとつの家族として残された時間を大切に生きよう…。夢追人最強伝説、まさかの諦めエンド-んなわけないよね。

感想・レビュー・書評

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  • 【展開好】前半で明かされた真実や、元々根幹にあった重くて暗い部分が、全部押し寄せてくる最終巻。

    逃げる道もあって、挫けそうになったけど、理想を貫くバカな主人公の姿がアホかっこよかった!

    主人公が希望を捨てかけた時、それをライバルが叩き直すとか、貸しとかいいよね!
    最後の敵が他の世界の自分で、一歩間違えば同じだったかもしれない。

    最後までアホでバカでかっこつけなのが、とても主人公らしくて楽しかったです!

  •  56億かぁ~。まあこのくらいの数字がこのシリーズにはしっくりくるのかな。主人公の光一はバカですからw エンディングはある意味ストレートで満足できる展開でした。
     全巻細部まで覚えてないけど、平均以上は間違いなく楽しめたシリーズだったと思います。なんといっても、「ぷぉっ、ぷぉぉ」と突進していく超萌えチビランスはイラストと併せて毎回登場が楽しみでしたし。完璧ツボでした。
     やはりラノベはキャラクタが重要ですね。次回作も期待してます。

  • いかにもこのシリーズらしい締めくくりでした。最高にかっこいいバカだったぜ

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著者プロフィール

●やなぎみとうき第19回ファンタジア長編小説大賞準入選「量産型はダテじゃない!」にてデビュー。代表作にTVアニメ化を果たした「対魔導学園35試験小隊」などがある。

「2022年 『ブロークン 落陽騎士は偽り姫に凱旋を捧ぐ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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