RPG W(・∀・)RLD10 ‐ろーぷれ・わーるど‐ (富士見ファンタジア文庫 よ 1-1-10)
- 富士見書房 (2011年12月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (335ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829137161
作品紹介・あらすじ
「ガチな勇気って、レベルとかステータスとかスキルじゃ表せない。それは、身体の奥底にたぎるもの-きっと、そうだ」おれ-ジローは臆病な人間だった。ガイアでもエターナルでも逃げてばかりで…行き着いた先が例の教団ってわけ。けれど、勇者ユーゴと仲間たちに会って、何とか生まれ変わることができた。兇暴で圧倒的な魔神の姿と、旭日騎士団を裏切ったあの人を目の当たりにした時、おれの臆病心は再び震えた。-でもさ、たとえ勇者PTがいなくても、退けない一線があるんだよ。無理ゲーだってなんだって、おれはおれのやり方で勇気を示してやる。だから、ごめんよナツキ。生きてたら、また会おうな…。
感想・レビュー・書評
-
詳細をみるコメント0件をすべて表示
-
RPGをプレイ中にその世界に飛ばされてしまった日本人たちの物語。
このシリーズがなぜ人気にならないんだろう。
毎回そう思わさせる。
前回の最後の幕引きのときこんな終わり方あり!?と思ってどういう続きで入るのかと気にしていたが、今回は主人公ではない人物からの視点で始まって、やっちまったか?と思ったが、中盤からの大展開に驚かされ、最後は再びこんなのあり!?という終わり方。
一応、11巻も発売されているけど、作者はあと3~4巻で終わると宣言しているので全部でてから一気読みの方が精神衛生上いいかも。 -
前巻ラストでとんでもないことになり、どうなるかと思って読み始めたとたん、主人公交代じみた展開。
しかもさらに困難な状況に。
主人公たちはわけわかんない状態になっていることが巻末で判明。
いやあ、やってくれる。これは目が離せない。
タイトルから最初はありがちな話だろうとおもってたが、論外に長くなってるし、まじめな話だし。。。
予想外に育ったシリーズである。