- Amazon.co.jp ・本 (302ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829137680
作品紹介・あらすじ
「光くんのお嫁さんは紫さまだと千年前から決まってるのよ!」「わたくしと光さんの婚約は帝が決めたことですのよ!?」「貴様たち。光は私が飼っているのだぞ!?」幼なじみの少女・朝日奈紫を無事救い出した水原光。だが、彼を待っていたのは、紫と"許嫁"葵、そして"ご主人さま"安倍晴明、光をめぐって巻き起こる修羅場な日常だった!そんな日々にぐったりしていた光が出会ったのは、都でも一番の才媛と名高い美少女・六条。知的かつ穏やかな彼女との会話に癒やしを感じる光だったが、彼女には「ある秘密」があり…。大好評の修羅場ラブ&アクション、待望の第2巻が登場。
感想・レビュー・書評
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2巻で早くも六条さんの御霊鎮められる駆け足の展開
この巻は登場に留めて先に葵ちゃんへ話を持っていくのが常道か
晴明と紫の位置は動かしがたいので
原作を読んだことなく「あさきゆめみし」知識しかない身からみると
藤原惟光と大輔の命婦という日常家庭読者目線のツッコミ役が全て葵ちゃんにかかりすぎ
良いキャラになりすぎている
ゆえに六条さんが早めに欲しかったのかもしれないけれども
晴明にもおとぼけ道化お供のマスコットという
ねこたまが必要で
むしろ晴明でなく紫に道化が憑いているほうが興味深いかもしれない詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
そこかしこにメタ発言が(主に紫)。新キャラ六条さんがいい味出してました。ただ、P229~P231は怖すぎ。展開がもう少しゆっくりだと良かったかも。
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ほ~・・・1巻緊急重版ですか。世間は狐耳に傾倒したか(笑)
近年の評価で源氏物語のラスボス扱いになりました、六条御息所がご登場。
今巻は色々と趣向を凝らしているようで、主演の六条さんにちなんで、目次は「六条さん」ばかり。
また、原典をあまり読んでいないので対比は出来ませんが、各話冒頭に原典の冒頭及び口語訳がありますので、興味をもたれた方は原典を読む参考にするのも良いでしょう。
さて件の六条さん、のっけから葵と仲が悪い。
まぁ、原典でも葵を呪い殺した生霊として描かれていますから、仲が悪いのも間違いではないんですが、この辺りをラノベらしく表現していますので、納得しやすいと思います。
所見の斜め読みでP229~231は怖かった(><)