東京レイヴンズ9 to The DarkSky (富士見ファンタジア文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 312
感想 : 21
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  • Amazon.co.jp ・本 (443ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829138656

作品紹介・あらすじ

「オーダー!」信じない。死んでなどいない。まだ取り戻せるはずだ。枯渇しかけた力をひたすらに治癒符に込め、春虎は呪を注ぎ続ける。主を-大切な幼なじみを呼び戻すために。遂に夜光としての力を覚醒させた春虎。だがその代償は大きく、暴走する『鴉羽』から春虎を庇った夏目はその命を落とす。「泰山府君祭だ。泰山府君祭なら夏目を生き返らせられる…!」一方、千年にわたりこの国を統べてきた陰陽術、その真なる復権を掲げる双角会が姿を露わにしたことで、大友や木暮ら『十二神将』たちもまた、それぞれの信念のもと呪術界を巻き込んだ戦いへと身を投じていく-。

感想・レビュー・書評

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  • この巻でアニメの最終話だった。
    アニメではわからない技の由来、キャストの思考が面白かった。また本では抽象的な内容をアニメではあぁ表現したのか~と。抽象表現のままのほうが面白いな。やっぱり小説がアニメ化されたものは、小説のほうが面白いなと感じた。
    これから新展開。次巻が楽しみ。

  • 陰陽師の卵達の成長譚第1部完結編。展開が気になって一気に読んだ!しかしこういう展開になるとはなー。もう最初の嬉し恥ずかし学園物語なんて何処へやら。もはや本格陰陽バトルロワイヤル。果てさて第二部はどんな物語になるやら?

  • 第一部完
    今巻も読み進めるのがもったいなく感じる先の読めない良い内容
    謎が謎を読んで切りは良くてもいまだ全貌さっぱりわからないが
    それでも面白い
    「星読み」だけは他と比較して特異に感じる
    「賢者」や経験を積んだ立場が使用するのでないのにどうなのだろう
    続巻が楽しみ

  • 春虎が夏目を蘇らせるのやっぱり納得できないんだけど、一応ハッピーEDになるのかな。大友先生と禅次朗が対決するシーンはどきどきしたね…。

  • 幻聴つき読書最高だね。BD-BOX買おうかしら?やや(いやかなり)わかりにくかったアニメ版もいまならわかると思うんだ。そんで楽しいと思うんだっ(そして物足りなさも感じるんだろうな)。

    どの巻のどこの場面で思ったんだったか「もしかしたら2部は主役交代で、春虎くんは敵ポジションになるのでは?」って。理由がわかんないまま読み終わっちゃったよ1部。明るい未来に向かってんのかそうじゃないのか全然わかんないな。

    夏目ちゃんは本当に生き返ったのか、ひとなのか、とか。陰陽ファンタジーなんでもありで攻めてくるのか(だったら春虎くんの目とか治したげてよ)?ってか、そもそも夏目ちゃんって何者?次期当主としての技量充分な身代わりなんてそうそう簡単に用意できないでしょうに。単純に土御門家同士でこどもを交換したって話でもないのでしょうわくわくするわ。

    このまま陰陽塾の同級生(&下級生)のちょっぴりスリリングな学園コメディにはならんはずなので、まるで新しく出会った本に向かうつもりで、次もよむぞーぅ。

    20160602~20160609

  • 第一部完。
    いろんなバトルがあって、読み応えあった。

    次は短編集。
    早く第二部も読みたい。

  • 2013 7/15読了。TSUTAYAで購入。
    引越のドタバタに紛れて読みのがしていたことに気付き買ってきた、第1部完結編。
    前回えらいところで引いて、今回冒頭でその引きが煽るだけ煽って・・・とかでなくマジであったことに絶望し、そこから一縷の望みが出てきて、過去に出てきた複数陣営が縦横にやりあうピークに突入していく。
    ・・・この巻は天馬と、あと飛車丸が実に。
    っていうかクライマックスでもコンの一言で持ってかれ、さらにその後飛車丸の話があり・・・!

    覚醒後(?)の春虎の態度など、無茶苦茶思わせぶりな状態で第一部終わり、とのことで。これは二部にも期待せざるをえない・・・しかしあざの耕平はすっかり二部構成な人になってきたな・・・。

  • 第一部完となったが、広げていた風呂敷を一度たたみ、次の展開を示唆する流れは見事な構成だった。
    どの様な道を選んでも痛みの伴う苦境の中、覚悟を持っての選択には共感を覚える。
    多くのキャラクターの想いが複雑に交錯する作者の物語感を思うとこの後の展開が楽しみだ。

  •  はじめから熱い!前回の終わりが気になっていただけに、今回の始まりはちょっときつかった。しかし、流石!すごく良かったとしか言いようがなかったぜ・・

     第1部がこれにて終わり、2部がは始まるようですが楽しみですね!ラストの場面がアレなだけに特に!

     この話は、仲間の関係がすごくうまく絡み合っているし、視点の移りがあってそのキャラがどういった感情でいるのか?っていうのが分かりやすくてなんでこんなことしたってのがわかりやすいかと。

     今後が楽しみであり、アニメ化は・・・だっだ大丈夫だよね!何処までするのか、オリジナル入れちゃ今来るのかは全然知らないけど応援してますよ!

  • 正直だいぶこんがらがってきた。
    各キャラのそれぞれの立ち位置や人間関係、組織の仕組みや祓魔官と呪捜官の違い等々…。
    完結してから一気に読んだ方がいい気がするけれど、新刊出たら読んじゃうんだろうなぁ。
    面白いんだもん。

    今回はスピード感がすばらしかった。
    道満はどうしてもBBBのザザと被るw

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著者プロフィール

1976年、徳島県生まれ。99年「ブートレガーズ 神仙酒コンチェルト」(富士見ファンタジア文庫)で文庫デビュー。その後「Dクラッカーズ」シリーズを富士見ミステリー文庫にてシリーズ化、レーベルを支える人気作となった。
代表作に「BLACK BLOOD BROTHERS」「東京レイヴンズ」シリーズ(富士見ファンタジア文庫)、「神曲奏界ポリフォニカ」シリーズ(GA文庫)などがあり、アニメ化作品も多い。

「2019年 『ダーティキャッツ・イン・ザ・シティ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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