ダブルクロス・リプレイ 闇に降る雪 ―Queen of Blue― (富士見ドラゴンブック 19-1)
- KADOKAWA(富士見書房) (2003年2月25日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (334ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829143827
作品紹介・あらすじ
“レネゲイド”と呼ばれる特殊なウイルスにより、超常の力を得た者たちの戦いを描き出す、スーパーDNAサスペンスRPG『ダブルクロス2nd』のリプレイが富士見より登場!
感想・レビュー・書評
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お話自体には切なさややるせなさも漂っていて重ためな展開なのですが…RPってこうも印象を変えるのかと…大爆笑したりもさせていただいて
物語としてもリプレイとしても楽しい一冊でした詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
リプレイの現状もだいぶんわかってきたこのごろ
現代舞台でなく空想世界の方がおやくそくごとが
強固で広く自由に演じられるという逆転
頭にTの付かないRPGが現代を舞台にしないのもむべなるかな
正気では現実にいられないのか
またGMのシナリオ作成が第一ではあるが
一方で演じる役者の働きもリプレイ成功には非常に重要
本として出されているからには成功したものばかりではあろうが
TRPGは大変だ
そこが面白いのだろうけど -
久しぶりに再読。この本を勧められなかったら、ダブルクロス(というかFEARゲー全て)に興味を持つこともなかっただろうなあ、というくらい当時は衝撃を受けた一冊。
今読み直すと『普通のダブルクロス』。達成値の数字などが省略気味で、シナリオもスタンダード。
ダブルクロスの世界観を伝えるためのリプレイという感じで、ルールはDX3でだいぶ変わってしまったものの、これからダブルクロスを始める人に勧める選択肢の1つとしては今も健在かも。 -
あまりに天さんがアレで、もう笑わずにはいられないリプレイでした…。ダブルクロスThe 2nd Editionの初めてのリプレイだとの事ですが、正直笑いの点ではこの無印シリーズを越えるものは、そうそうない気がする…。それくらいに天さんが輝いています。
私はケイトが好きだけれど、無印で語れと言われたら上月兄弟以外に何を語れと… -
シリーズのうち、読んだもの
1巻・「ダブルクロス・リプレイ―闇に降る雪―Queen of Blue」
2巻・「ダブルクロス・リプレイ―聖夜に鳴る鐘 Dynast」
以上 -
ダブルクロスのリプレイ処女作。
世界滅亡(笑)はともかく、田中天演じる上月永斗(こうづき・ながと)のテンションが異常。実際の発言をあまりカットせずそのまま書き下ろしているため、臨場感のあるリプレイとなっている。(脱線具合も臨場感たっぷりである。)こういったPCの行動は読んでいて非常に面白いが、実際にGMをやっている方の力量も問われるため、流石にベテランGMがやっているな、と感心することしきり。
こういうTRPGもあるんだ、こういうロールプレイもありなんだ、と知るきっかけになれば。 -
シナリオはシリアスなのに爆笑渦巻くリプレイ。爆笑の原因は専ら天さんですが(笑)個人的にはきくたけリプレイの中でも最高の1冊の一つだと思います。