名乗れ!今こそ大英雄―新ソード・ワールドRPGリプレイ集〈10〉 (富士見ドラゴンブック)

  • 富士見書房
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本棚登録 : 129
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (345ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829144596

作品紹介・あらすじ

ダンジョンの入り口で、ファリスの猛女・イリーナがあっけなく死んでしまい、退却を余儀なくされてしまった"ヘッポコーズ"。魔法によるイリーナの蘇生は何とか成功したものの、一週間は絶対安静。その間に、王都ファンの街に侵攻を開始したヴァンパイアに対し、ついにオーファンの英雄たちが立ち上がる!!果たして敵を打ち倒し、見事大英雄の名乗りを上げられるのか?われらが"ヘッポコーズ"リプレイ、いよいよクライマックス。

感想・レビュー・書評

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  • 主役が扇風機で終わって3巻のようには上手くまとまらず
    長々かけてこれは小説だとだいなし
    それ以外の方法で締める『ワルツ』は変化球過ぎるとはいえ
    英雄になるとかの達成目的が最初にないゆえ仕方ないか
    セブンフォートレスなんかはそういう意味で対称だ
    キャンペーンを通してキャラクタが立っていてそれからどうするかは
    TRPGとしては想定する必要がないところかもしれない

  • いよいよ、最終巻です。

    ソード・ワールドって、レベルの違うキャラクターをいれては、けっこう遊びにくいんですが、ここは、高レベルの有名人が登場。

    しかし、こんな性格でいいのかローンダミスとラヴェルナ(笑)

    特に、ローンダミス!ラヴェルナもぶっ飛んでますが、負けずとそれ以上でした。

    でも、こういう遊び方も、けっこう楽しいのではないかと思います。
    同じキャラクターでも、演じる人によって、全然ちがってくるのも、多分、TRPGの楽しみです。

    そして、こういうゲーム上の出来事も、いつしか、正史のなかに取り入れられたりすると面白いですねぇ。

  •  SWリプレイ・へっぽこーずシリーズ第10弾にして最終巻。
     このシリーズ、ものすごく面白かった!
     小説はともかく、外伝的なリプレイがあるのならぜひ読みたいところ。
     また、これ以外の秋田みやび作品はほとんど未読なので、期待を胸に他のシリーズを読み漁りたいと思う。
     チビーナ&プチーナ、BB一号、骨執事、デボン・ロンデル、そしてハーフェン導師…みんなみんな、忘れないぞー!

     あ、もちろん、PCの皆様も大好きでしたよ?(笑)

  •  へっぽこーずリプレイ最終巻。
    リプレイで10巻も出るって凄いよなあ・・・と発売当時は思ったものです。

     この巻のスポットはラヴェルナとローンダミスという二人の有名キャラがpcとして参加という点なのですが、実はこの二人よく知りません・・・(^^;)

     自分がTRPGを現役でしていたのは旧SWの時代なので、ちょうどラヴェルナが出てくるワールドガイドが発売の前後ぐらいか少し前くらいがピークなんですよね。SWのマスターより、他のゲームのGMをメインでしていたので、ワールドガイドは必要に応じて見たいページを持ってる友人に見せてもらう程度だったので、ワールドガイドの印象が薄いんですよねー。

     と、それはさておき、自分の思い入れは別として、別のキャラを他のプレイヤーが入れ子で演じるチャプターはかなり面白かった。誰が誰を演じているのかを推測するのが楽しいですね。

     9巻でのイリーナの事故が無ければ無かったかもしれない最終巻ですが、そういった追加要素も含めて盛りだくさんな最終回でした。ちと冗長な気もしますが、ラストバトルの盛り上がり&1ゾロ連発は「あるあるw」って感じで数年ぶりの再読にも関わらず一気に読み込んでしまいました。

     あー、やっぱりリプレイ本は面白いなー。

  •  秋田みやびさん&プレイヤーご一行が送る、ソード・ワールドリプレイ最終巻!

    ・・まあ本当は9巻が最終巻だったんですけどね。笑

  • 歴代リプレイの中でも、一番面白いんじゃないかなぁ。ヒース大好き。

  • リプレイ、というものを知らない初心者から上級者まで、皆に薦めたくなるシリーズ。へっぽこ冒険者の愛称で知られたパーティの冒険の記録です。雑魚にも苦労する初心者冒険者達も、立派に高レベルを倒せるまでに成長……したけど、最後までへっぽこでした……ダイス目の神様はゲームを盛り上げるのがお好きらしい。GMのダイス運が良いのも感心ですが、プレイヤーの運の悪さには涙を禁じえません。そこが、また楽しいのがTRPGというものなのでしょうが。

  • う〜んこれでお別れなんですね(;_;)
    とにかく中盤のあのコンビの乱入が面白い!誰を誰が演っているのか考えるのに熱が入ります(笑)
    ラストは…まぁ、ダイスの神サマが盛り上げてくれるかどうか…

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著者プロフィール

王道のストーリー展開を、愛嬌あるキャラクターで軽妙に進む作風が人気を博し、数々のシリーズを立ち上げた。動物好きでエッセイなども手がける。代表作に「新米女神の勇者たち」シリーズ(KADOKAWA/富士見書房)、『三宮ワケあり不動産調査簿』(富士見L文庫)など、著書多数。

「2023年 『ぼんくら陰陽師の鬼嫁 八』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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