アリアンロッド・サガ・リプレイ(1) 戦乱のプリンセス (富士見ドラゴンブック 23-21)
- 富士見書房 (2008年8月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829145364
作品紹介・あらすじ
アルディオン大陸の西方にある、強国レイウォール。"赤竜王国"のふたつ名を持つこの国にひとりの王女がいた。ピアニィ・ルティナベール・レイウォール-動物すら魅了する不思議な歌声を持つ彼女は、王宮で幸せな日々を過ごしていた。そんなピアニィに突如として降りかかった陰謀。それは大陸全土を戦乱の時代へと誘う引き金となる事件であった-。プレイヤーに声優の大竹みゆを起用。鈴吹太郎、矢野俊策、大畑顕ら人気プレイヤーも参戦し、物語を大いに盛り上げる。リプレイの名手菊池たけしとF.E.A.R.が贈る、アリアンロッドの大型企画「サガ」シリーズ、ここに開幕。
感想・レビュー・書評
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今までの読んだ中で最も上級者向け内容
ゲーム内の通スキルや能力値による戦闘性能バランスが
成長後も一貫して取れているようであるのは驚き
無駄に凄い
サガ系は戦記ものらしいがTRPGでそれをどう表現するのかも興味深い
出だしはまだ何ともいえぬ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ベネットちゃんのロールプレイで腹筋崩壊
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相変わらずきくたけさんのリプレイは、所々に腹を抱えて笑えるところがあって面白い!
アリアンのプレイの参考とに、かそういうのを考えないで、ただひたすらに、時におバカで、やっぱりおバカで、ほんのちょっとだけシリアスなプレイヤーの掛け合いを楽しめばいいと思います。 -
きくたけダンジョンひどい。ナヴァール、口回りすぎ。ステラ姉さん萌え。
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高レベルプレイだー。きくたけリプレイはやっぱ強い。ルージュに続きお気に入りになりそう。
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久しぶりに、TRPGゲーマーでコアな人を見たwwww と思った。
アリアンロッドって、一見ファンシーでキャッチーっぽい見かけなんだけど、中身はかなりかつかつでシステマチックなルールだよなぁと思いました。
あんまり初心者向けじゃないです。
逆に言えば、アリアンロッドは初心者じゃない層がリプレイを読むっていうステージに来ているんだなぁ……FEARすごいなぁと。 -
サガのリプレイシリーズの1つ。
開始から上級キャラクターなので、入門書には向かないとおもう。
初期レベルじゃ使えないスキルばっかりだし。 -
アリアンロッドサガのトップバッター。
高レベルでスタート、プレイヤーもがちゲーマー。
平和を愛するおっとり姫様……の中から時々見える「殺意高っ!」な性能。クイズ絡みで可愛くなるステラお姉様が、ほんと大好きです。いいなぁ、頭の良い武人な戦姫が兄弟弟子に対してぽろっと可愛くなるのって・笑
ベネットは相変わらずベネットで、でも初登場よりずっと、「英雄」に恥じない戦闘力になっていると思いました。当たったら死亡だけど(防御0だから)
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F.E.A.Rの新作TRPG、アリアンロッドの新章開幕です。
舞台をエリンディル大陸からアルディオン大陸へと移し、3人のゲームマスターが相互にリプレイの繋がりを持たせ、同時進行でキャンペーンを紡いでいき、なおかつ小説も展開するという壮大なスケールでのプロジェクト。その第一弾です。
アリアンロッドではルージュ以降・・・というよりココ最近のきくたけ氏のGM作品では、声優さんがプレイヤーとして参加していますが、今回もたのあきら氏の無茶な要望から、また違った声優さんがプレイヤーとして参加しています。
ピアニィ役の大竹みゆさん。なんと声優TRPGサークルの部長さんだとか。
加えて、スキルのデータをエクセルでまとめてコンボ表を作ってしまうほどのヘビーゲーマー。
ちなみにテストプレイまでして、成長の方向性まで修正してしまうほど。
おかげで幕間のプレイヤー間の会話がいつもと違い、内容の濃いこと濃いこと(笑)
とは言え、やっぱり中身はいつものきくたけ節。適度な緊張感が読み物としても十分楽しめるものになっています。
一国のお家騒動から始まった事件は、やがてピアニィを、そして大陸を巻き込んだ戦乱の序章となる。
佐々木あかね氏の描かれる美麗なイラストと、無印に出てきたベネットが相変わらずの三下ぶりで、いい味だしてますね。
一般に西のSNE・東のF.E.A.R.と対比されるように、同時期にソードワールドも2.0へバージョンを上げ、リプレイも刊行されていますが、そちらとは違った楽しみを感じられると思います。