アリアンロッド・サガ・リプレイ・ブレイク(2) フレイムレギオン (富士見ドラゴンブック 23-42)
- 富士見書房 (2009年7月18日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829145579
作品紹介・あらすじ
ファントムレイダーズの活躍により、グラスウェルズ王国は隣国メルトランドを電撃的に攻略した。各国に衝撃が走り、アルディオン大陸全土に戦乱の予感が拡がる-。そんな中、ナーシアたちファントムレイダーズに新たなミッションが下される。「隣国ゴルフォード王国で密かに開発された超兵器を破壊せよ」-戦局を左右する危険な兵器を"消す"破壊工作ミッションだ。だが、その開発には意外な事実が…。さらに、ナーシアの出生の秘密に絡み、"サガ"シリーズ全体に影響を及ぼす大事件も巻き起こる。アルディオンの歴史の陰を駆け抜ける、"クールでハードでシビアな"リプレイ、第2弾。
感想・レビュー・書評
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GMの個性が少しわかってきたかも
キャラクタの掛け合わせに難あるが仕掛けが4話とも凝っていて楽しい詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
アリアンロッドサガ無印の別時系列……って言えばいいんだろうか。1、2巻読んでの感想。
裏街道チームは渋い。
各キャラの痛い設定も、「パーティプレイに生かす」という視点があれば「スパイス」として使えるんだね。観点がなければただの「困ったちゃんPC」になるという。
しかし、システムは同じでも、GMやシナリオによってぜんぜんちがうんだなぁ。 -
ファントムレイダーズが大活躍のアリアンロッド・サガ・ブレイク リプレイ 第2弾。
新興国家フェリタニアの女王ピアニィの即位で・・・というか軍師ナヴァール(鈴吹社長)のおかげで、世情が大きく動いたアルディオン大陸・・・
レイウォールとグラズゥエルの戦争が続く中、今回ファントムレイダーズが盗み出すのは何か?
今回のミッションは2つ。
一つは隣国で開発された兵器に関する情報
一つはカウンター・アサシネーション
秘密の多いパーティーメンバーの過去に触れながらの各ミッションは、まるで小説を読むかのよう
ここぞというときには、GMのプレイヤーのダイスが運命を左右します。
そして、ついにフェリタニアパーティとファントムレイダーズの競演が無印リプレイ3巻で実現とのこと。
どちらかといえばアクロスと違い、直接的な接点がなかっただけにうれしいお知らせです。
なお、白竜王国の騎士団長さんの奇抜な行動は、無印でしか読めません(笑) -
どことなく「シャドウラン」や「トーキョーNOVA」の雰囲気*2が漂う、「使うルール間違えたんじゃねぇの?」(※最上級の褒め言葉)と思わせるようなリプレイシリーズ第2巻。
オペラ「魔弾の射手」を知ってる人には2割ネタバレで読み進めなきゃならない部分はあるものの、「ああ、こうするとランっぽくなるのか」というネタ満載。プレイヤーに選択権や行動の自由があるTRPGの特徴をフルに生かした、FEARゲーリプレイにしては自由度の高いシナリオになっている。さすが社長様!
ロールプレイははちゃめちゃだけど、そういうぐだぐだした部分を書き起こしてるあたりは意図的なのかも。あと、ラストのリプレイ初、PC直接対決!フェリタニア軍(ピアニィ・アル・ベネット・ナヴァール)VSファントムレイダースというオチには盛大に吹いた。あー、やっちゃうのかよ! 次回wktkですね。 -
「アンソン、お兄様になるの巻」が愉しめます。