ダブルクロス The 3rd Edition リプレイ・デザイア(1) 星影の魔都 (富士見ドラゴン・ブック)
- 富士見書房 (2010年2月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (382ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829145753
作品紹介・あらすじ
自らの強い願いのため、悪の組織"ファルスハーツ"に身を寄せる二人の少女ミユキと朱香。京都の地下に眠り、あらゆる願いを叶える力を持つという謎の物質"至高天"をめぐって、いくつもの策謀と信念がぶつかり合う。闘いの中、二人の"狂おしいまでの願い"はかなえられるのか?善悪を超え、欲望に殉じる者たちの絆と裏切りの物語が始まる!新鋭による『ダブルクロス The 3rd Edition』リプレイ。シリーズ初のファルスハーツ・キャンペーン開幕。
感想・レビュー・書評
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全5巻再読
やっぱりデザイアは面白い
戦闘部分や情報収集とかはたいくつなのだけど
事件の提示とダブルクロスらしいロイスを使ったその解決とが
ワルツなロールプレイを含めてこれ以上なく上手く嵌った作品
もちろんイラストもえらい
2010/2/21
今回は全員悪の組織側なのだがそれがみごとに効いていて
ダブルクロス既読の中で一番面白かった
人知れず戦う設定自体がこの形式で一番活きる
舞台が京都と実在のところなのも味
またこのキャラクタを上手く活かして
全体の大きなところへつなげていく展開に期待詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
若林神のキャラクターが最高すぎる。
とにかくきゃわわだった。 -
10/03/18 読了。
ダブルクロス3rdのリプレイ・新シリーズ。
今まで敵の組織として描かれてきたファルスハーツの面子によるリプレイ。
それもオリジンの狛江さんのような、何でFHにいるんだ? 的憎めない子ではなく
それぞれ重い背景と欲望(ねがい・デザイア)を背負った
一筋縄ではいかない面々ばかり。
特に表面上は一番明るいお嬢さんな割に
内面は一番ヤバイ朱香の今後がいろんな意味で気になります。 -
実はダブルクロスどころかTRPGやったことすらないけど、若林さんが出てるってのと、片桐さんが挿絵をされているということでメイトで購入。
注釈もあるのですが、ところどころ「?」ってなりました。まぁ気合で流れは分かりますよ?
しかし楽しそうです。
いいなーいいなー。今のご時世ネット上でも出来るんだろうなぁ・・・ルールブックなるものをちゃんと読めば。
・・・極端な人見知りの為無理そうですが(´・ω・) -
や、これはすごい。
すごく百合い。萌えてくれと言わんばかりだ……。
全員ファルスハーツのシナリオってこんな感じになるのか。全国のGMにも参考になるはず。 -
GMは加藤正顕氏、プレイヤーは矢野俊策氏、三田誠氏、合鴨ひろゆきさん、ゲストで声優の若林直美さん。
いつもは敵役のファルスハーツ側をプレイヤーキャラクターとしたリプレイで、面白かったです。
合鴨さんと若林さんの息のあった女性陣プレイが素晴らしく、本人の声でセリフを聞きたいと初めて思ったリプレイでした。 -
新シリーズ。
ファルスハーツPCのキャンペーンという今までとは違う趣向で、各PCの悩みがうまく表現されてた感じ。
今後に期待。 -
先日発表になっているサプリメント・パブリックエネミーとの連動企画っぽいリプレイです。
パブリックエネミーと言われてピンとくる人もいるかもですが、なんとPCたちが全員FHというなかなか目新しいシチュエーションです。
その辺のシチュエーションの目新しさもありますが、出来上がってきたPCたち4人の個性とプレイングが素晴らしくて読み応えがありました。
シナリオ1は比較的オーソドックスな作りですが、PCたちがFHと言う特異性と相まって、クライマックスで作られたドラマが今後のソースとして生かせそうで、次に繋がるおもしろい終わり方をしたと思います。シナリオを変にひねっていないだけにFHと言う立場でのプレイが面白い。
シナリオ2は女子高生二人の関係にスポットを当てた作りで二人のPLたちが自分たちの関係をシナリオとシンクロさせながら演出していく様子が興味深いです。特に、朱香のPL若林さんのロールプレイは流石と言うしか(笑)。ミユキのPL合鴨さんもエピローグの演出がすごかった。