ソード・ワールド2.0リプレイ 七剣刃クロニクル(1) (富士見ドラゴンブック)
- 富士見書房 (2012年11月20日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829146989
作品紹介・あらすじ
刃神マキシムに祝福された大地-シエナクェラス。そこには、7つの神器を戴くと主張する8つの国があった。物語は、両手剣の神器を奉じる"銀刀国"ガルネイから始まる。国の登録冒険者になる試験に集った5人-士官学校出身の駆け出し軍師、音痴な純潔お嬢様、超辛党の傭兵シャドウ、怪盗志願のエルフ、そして引きこもりで根暗なラルヴァ。彼らは言う、「働かずに楽して暮らしたい」…って冒険者としてどうなのさ!?秋田みやび流アンチ(?)王道リプレイ、開演。
感想・レビュー・書評
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さすがの安定感
というより神や舞台設定が絡む大きな話より
駆け出し冒険者がのそのそしている風と合っていると思う
いや自分がそういうふうなのが好きなだけか詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2013年6月13日読了。ソードワールド2.0のTRPGリプレイ、2012年にこの第1弾が出たようだから最新のリプレイシリーズと言っていいのだろうか。「七本の剣」の伝説が色濃く残り、人族と蛮族(モンスター、か有体に言うと)がせめぎあう大陸で、駆け出し冒険者パーティが様々な依頼をこなし成長していく。「カルディアグレイス」という2012年の大型サプリメントを適用したルールでプレイしているよう、技能・種族や魔法体系の追加は基本として、GARPSのような細かいキャラ属性や、行動に+1修正を加えるようなスキル・特異体質が多く活用されているのが眼を引く。個人的にはTRPGのルールは「現実を抽象化したもの」であるのがベストで、「細かいルールの設定からキャラを立ち上げる」タイプのルールはあまり好みではないのだが、その楽しさは認める。年月がたっても、「不運なリーダー」と言って戦士タイプの人間PCをいじめたり金にがめついキャラがいたり、といったリプレイのスタンダード(SNEの、かも?)は変わらないものだ。
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秋田みやびの新シリーズ。舞台設定がなかなか不穏ですし、新ルールで設定された新種族もなかなか怪しげ。ロールプレイは少々オーバーな感じもしますが、まだ1巻でキャラが完全には定着していないので、こんなものでしょう。
今までのSW2.0リプレイにはなかった雰囲気もあるので、この先楽しみではあります。 -
秋田GMの新シリーズ。
今回は最初麻舞台設定を聞いてちょっと燃えた。すごく遊びがいの有りそうな背景設定だと思う。こういう疑心暗鬼できな臭い雰囲気大好きです。
しかし、今回のPTは(今のところ)牧歌的で、なんとなく平和なセッション。
とは言え、コンボのキーパーソンになりそうな人たちが結構なトラブルメーカー臭がするので、これから大きく振り回されることになりそうで、楽しみです。
PT間の人間関係はまだまだ構築中という感じですが、なんとなく好感度の結ばれ方が複雑で面白い。リディとヴィードは頑張らないとw