レクイエムは君の (富士見ミステリー文庫 2-1)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 87
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829161029

作品紹介・あらすじ

それは1本のフィルムから始まった-。人気アイドル大地一心はクラスメートの茜とともに、屍桜屋敷を訪れる。ぐねりと捻じくれた老桜が枝を張る古びたその洋館には、闇にしか生きられない少年が住んでいた。犯罪学の天才児・巽玲-彼との出会いを境に、一心と茜のあたりまえだった毎日は大きく変わり始めた。屍桜屋敷に送られてきたビデオ。だがその中には、おぞましい猟奇殺人事件の全てが記録されていたのだ!さらに、彼らに挑むように新たな犯行の予告が犯人から届けられた。戦慄のゲームが、一心と茜を恐怖の幕開けに導いていく。

感想・レビュー・書評

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  • 中学生の時に友達から借りてハマった小説
    自分の本棚にある中では一番最初に買った本な気がする

    帰国後の読み返しシリーズ2作品目
    無性に&久々に読みたくなって・・・1時間位で読み切っちゃった

    何度読んでも殺人シーンが怖い
    でもその一方で登場人物というか一心と茜あるいはニコルとのやり取りが明るいし、怜はもちろんS&Sやそのマネージャー、一心のお母さんとか、皆いいキャラしてて、好き
    怜の趣味も怖いけど、日の光の元には出れない怜にはその陰というか暗さ具合が妙に合ってるから別の意味で怖い感じがしないでもない 結構謎めいてるよね ちょっと可愛いところもあるけど

    話は結構覚えてたけど、夏紀が一作目で撃たれちゃうとは思わなかった(=忘れてた)からびっくりした
    この様子じゃ2巻目からもう芸能界入りしちゃうのかな?

  •  レイが決して完全な存在ではないのが嬉しい。一部欠落したものがあって、そして日の元には出れないという欠点があって。ただ一つ、悲しいのはヒロインがあまりにもみんなにからかわれすぎるのが気の毒かと。

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著者プロフィール

第6回ファンタジア長編小説大賞最終選考作『黄金の鹿の闘騎士』でデビュー。『トリシア』シリーズ(学研)、『アリス&ペンギン』シリーズ(小学館)等著作多数。また『学研まんが NEW世界の歴史』の原作も手がける。

「2022年 『海賊と大バトル!!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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