白夜に響く黒猫の歌: 東京タブロイド2 (富士見ミステリー文庫 11-2)
- KADOKAWA(富士見書房) (2001年6月1日発売)
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感想 : 2件
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- Amazon.co.jp ・本 (286ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829161272
作品紹介・あらすじ
少女の絶叫が、食堂に響き渡る。遊馬は、思わず耳を塞いだ。叫びに共鳴するようにホールをゆらす振動音。突然、シャンデリアの明かりが消え、ストロボのような光の中に、恐怖に顔を歪めた中年男性が浮遊していた…。大富豪、瀧沼深一郎の遺した屋敷「白夜館」。遺産を受け継ぐために、四人の子息女は窓ひとつない奇妙な屋敷に篭もる。それを取材するオカルト新聞記者-天瑞遊馬と聖麻衣子は、超能力により起こる奇怪な連続殺人事件に挑む!猟奇か、科学か、超能力か?殺人の手段とは?そして、謎の遺産の正体は?大戦の匂いの残る昭和29年の東京を舞台に繰り広げられる冒険ミステリー第二弾。
感想・レビュー・書評
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痛快探偵報道推理小説の第2巻…勝手にキャッチコピー作ってみました。
今回は密室殺人劇です。トリックとか考えずに読んだ上に、犯人の予想もまったく違う結果になってしまったわけですが。
前巻でもそうでしたが猟奇王がオイシイです。いつものマヌケな最後で終わりますが、彼は。あと、最終章の新聞記事での締め方が独特で面白いですね。
まだ続巻がいっぱいあるので楽しみです。
驚いたのは、表表紙見開きにある自己紹介で「ショットガン刑事」の秋口ぎぐるがライバルって表記。へぇ〜、そんな関係だったのですねぇ。
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