ROOM NO.1301: おとなりさんはアーティスティック!? (富士見ミステリー文庫 16-5)

著者 :
  • KADOKAWA(富士見書房)
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本棚登録 : 209
感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829162248

作品紹介・あらすじ

健一は思う。恋って何だろう。好きって、どういうことなんだろう?それは、たぶん遠くて近い答え。掴めそうでなかなか、掴むことができない。僕たちは、だからこそ進んでいく…。普通の高校生・健一は、ある日、クラスメイトの千夜子に呼び出される。彼女からの突然の告白。さしてモテるとも思っていなかった彼の目の前に普通の高校生らしい恋愛への道が拡がる-かに思えた。が、綾という謎の女性を道で拾ったことにより、不可思議なマンションでの健一の生活がはじまる!?甘く、可笑しく、切ない健一の愛の探求の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。少なくとも今後も読み続けたいないようだった。
    読んでいて登場人物がどのような人なのか、物語の雰囲気がどんなものかを感じさせてくれた。
    [more]
    エロいわー、直接的な描写なしにここまでエロを感じさせられるとは思わなかった。
    行為の前後の流れと行為後の人物の感情等でエロく感じるんだろうけど、これは未成年が読んでいいのかと思うほどエロいと感じたよ。

  • 登録日を見たら7年前に読んだキリだった。
    初めて読んだとき胸に穴が開くような喪失感を感じた。
    改めて読み直して健一ってクズだなって思ってしまった。
    でも綾さんが変な人すぎるから単純に振り回されているだけか。
    刻也の落ち着きぶりは明らかに高校生じゃない気がする。高校生男子が一人称「私」ってなかなか使わないよなぁ。
    人を好きになるって相当に体力使うんだなって思ってしまう。「恋愛って体力勝負」
    それにしても初めてで5回ってすごい体力だな。

  •  私の中では物語冒頭で数年後を描いてしまうのは制約により物語の広がりを狭めたり、話が進むにつれ最初に提示した情報と辻褄が合わなくなってしまう可能性のある暴挙だと思うのだが、本作ではどうなるのだろう?

     内容としては単純に主人公がモテまくるというものだろうか。ここに「不思議の部屋」や更なる女の子達が絡んでくるのだろう。

  • 4829162244  254p 2005・12・10 9版

  • どこか心に問題を抱えた人間だけが鍵を手にして入ることの出来るマンション、ROOM1301。

    えらく直接的、性的な描写が多い作品ですが、それゆえに心の深い所を描けているとも言えます。日常のなんともいえない会話のキャッチボール、それによって作られる独特な雰囲気が見所な一冊。

  • このラノベを題材としたドラマCDが2/23に出る予定で、そのドラマCDに柚姐が出るって事で先がけて読んでみた。

    えーと・・この話の主旨は何なんだろう。。
    ミステリ文庫とはなっているけれど12階建てのマンションにある不思議な13階フロアが舞台(?)なので、その部分は一応ミステリっぽいけれど他はそれっぽいのが何一つなく、どちらかというとラブコメっぽい。
    ラノベのラブコメにしては体の関係が前面に出すぎではあるけどね;;

  • 三巻を買ったのが一年くらい前でブランクがあって読んでみたら全くわからなかったから一巻から読み返す。
    知り合いを全員たべてしまう主人公と、自由に使える不思議な部屋。それでも大海って人とはキレイな関係で進んでいる?
    アーティストの描き方というか綾のキャラクターがよかった。どんなところに視点がいくのかとか、天才肌というか、それに付随した悩みとかがちょっとリアルに感じた。でもこれ少なくとも対象年齢は大学生よりは下だよね・・・

  • 「僕」の一人称が続く冷めた語り口調も、主人公と女の子がすぐセックスするところも、とっても村上春樹的なんである。「癒し」としてのセックスとか。
    でもこれ、高校生の時ならいそいそ全巻集めたに違いない。ライトノベルではあるけれど、かなり異色なシリーズである。

  • ただのライトノベルだと侮ってたら、読んで大火傷した。ライトじゃない(涙)

  • 「―僕には恋愛は向いてない―」 恋とは何か?、愛とは何か?
    12階建てのマンションの13階に集うどこか可笑しく、暖かい人たちと共に成長していく健一の恋愛探求譚。
    読後に穏やかな心地よさを感じさせる僕の聖典(バイブル)です。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。ゲーム業界出身。「戦国コレクション」のTVアニメ化の際、脚本も執筆。代表作に「ROOM NO.1301」(富士見ミステリー文庫)「俺の教室にハルヒはいない」(角川スニーカー文庫)等がある。

「2018年 『忘却のカナタ 探偵は忘れた頃にやってくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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