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みんなの感想・レビュー・書評
キツかった… 途中何度も本を閉じてしまった。
色々突き刺さって来るから、都度都度リセットしないと先に進めなかった。
わたしはもうすっかり大人だけれど、藻屑の中に、なぎさに、友彦に、昔の自分を見つけました。
『弾丸』は立ちはだかる現実と戦う為の武器。
幸いわたしは生き抜いて大人になれたけれど、じゃあ今のわたしの弾丸は当たっているのか、そもそも弾を撃つほどに『今』と『これから』に向き合っているのか… 大人なりにそんな事を考えたりもしました。
藻屑のことを思うと遣り切れない、居たたまれない気持ちになるけれど、それでも最後には僅かな救いも残されており、作者から読者へのエールとも取れる。
鮮烈な筆致とともに、長いこと心の奥に留まって離れない、そんな秀作だと思います。
久々に本読んで衝撃を受ける。海辺の田舎町に美少女だけどちょっと変わりものの転校生やってくる…な設定とか、ラノベっぽい文体に舐めきって読み始めたのが、途中から完全に圧倒されて呑まれた感。ものすごいテンションで書き上げられたラストに泣いた。
3月24日読了。「GOSICK」で人気を博した桜庭一樹のライトノベル。自分を「人魚」と称する風変わりで美しい転校生・海野藻屑の言動に振り回される少女・山田なぎさ。二人の交流は、やがて・・・。著者がライトノベル作家から直木賞作家に大きく転進を果たすきっかけとなった本のよう。著者の作品に共通する日本海側の「裏日本」で生活する少女の行き詰った感覚、父親との不和、家族内の不穏な雰囲気、などは同世代の少女読者や似たような体験を持つ読者には激しい吸引力を持つのだと思うが、私にとってはそうでもない・・・。ミステリ的などんでん返しやはっとする驚き、などを求めて読むとそーいったものが何もなくてやや肩透かしをくらってしまう。
ライトノベルです。文にリズムがあって、どんどん読んでしまいます。テンションをあげたい時には読まない方がいいです。なんせカバーに書いてあったジャンルが青春暗黒ミステリーなので。
だいぶエキセントリックで毒も吐く、可愛い顔した転校生の海野藻屑ちゃん。こんな人生ぜんぶ嘘っぱち。だからこんどは幸せになってほしいものです。
くしくも最新刊「ばらばら死体の夜」と同じバラバラ殺人が扱われているので、桜庭一樹のラノベと大人向け小説を比較できおもしろい。
ラノベなので、冒頭からばらばら死体は発見されるもののグロさは無く、それはむしろ主人公なぎさと藻屑とのつらい別れでしかない。
「ぼくは人魚だ」とうそぶく奇妙な転校生藻屑の真実が徐々に明らかになるにつれ、なぎさの抱いていた嫌悪と反発が同情と共感に変わっていく。
2人が不器用に近づいて行く様、花名島とのいきさつ、兄の変化がせつなく胸に残る。
やるせない。
ぼくがこの本を初めて読んだとき、無力感というものを噛み締めて生きていた。
そして、無力であることの悲しみややるせなさというのは、安穏とした場所にいると、なかなか気づけないものだし、かつてその苦さを噛み締めていたとしても、忘れてしまいがちだ。
藻屑は、この無力感というやるせなさへの殉教者だ。
成長していくらか実弾主義者になった今でも、ぼくはこの砂糖菓子のような物語を、心の片隅で大切にしたいと思う。
世の中には、時に実弾をもってしても撃ち抜けないものがあるのだ。だから、本当に、やるせない。
中二病の痛い話だなぁと読み始め思ったがそれ以上にダークで、段々引き込まれた。痛々しい嘘(砂糖)の中に埋もれた藻屑の真実。引きこもりから脱しかけの友彦のおどおどした描写が、それまでとのギャップでリアルっぽくて好き。しかしこのイラストはかわいいけど話と合ってないと思う。
珍しく?桜庭一樹のテンポのよさが感じられなかった
内容はちょっと・・・いや~相当重い
しかもバッドエンド
ただ全てを無にしない主人公の姿勢が救いだと思う
イラストとストーリーがかけ離れすぎてて違和感がすごい。
一応ライトノベルなのにこのストーリーの重たさ。
一気読みしたのは何年振りだろう。
子供だった頃の、自分ひとりの力じゃなにもできなかったあの頃の気持ち、世界が狭くて周りの環境と人だけが全てなあの頃を思い出した。
ハードカバー版の表紙も好きだけどやっぱりこっちのほうが好き
どう考えても表紙詐欺
でもこの表紙と内容のミスマッチ感がまたいい
藻屑の「好きって絶望だよね」のセリフはぐっとくる
表紙の絵で買うのを躊躇ったけど読んでよかった。桜庭一樹の小説はみんな不安定な少女が主人公。おもしろい
答えられるとヤバい問題が分からなかったので一安心w。結末を最初に書いておいてそれを辿っていくだけという感じ、予想の裏切りがなかった。
再読。
読むのはこれで何度目だろう。
現実を生きざるを得ない主人公と、現実から目を背けないと生きていけない友人の話。
砂糖菓子を子供の無力さに例えており、思春期ならではの感情が痛い程わかる。
甘いようで切ない文章が印象的。

バッドエンドおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおうあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ 何がアレって1P目からバッドエンドでこの構成と描写力は辛い。推...





