さよなら、いもうと。 (富士見ミステリー文庫)

著者 :
  • 富士見書房
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本棚登録 : 80
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (299ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829163573

作品紹介・あらすじ

トコが死んだのは三日前のことだった。交通事故だった。大型トラックに轢かれたとだけ聞かされた、遺体は見ない方がいいと言われた。そんな死に方だった。そう、そりゃ言葉では分かっている。人間いつか誰だって死ぬってことは。自分であれ、他人であれ、事故なのか、病気なのか、寿命なのか。でも、俺は死ぬってことがまだ良く分かっていなかった。そしてもっと分かっていなかったのは、人が生き返るってことで-。由緒正しい魔法の日記に書かれていた「お兄ちゃんと結婚したい」という言葉のせいなのか、妹-トコは生き返り、また俺と暮らすことになったんだ…。新井輝が描くどこにでもいる普通の兄妹の、普通ではない数日間の物語。それは、ちょっと素敵でちょっと切なく心に染みわたっていく-。

感想・レビュー・書評

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  • 実妹ものの金字塔と言っても過言ではないのではないか。
    不自然な近親相姦が苦手な人にオススメ。

  • 死んだはずの妹が生き返る。
    信じられないけれど、嬉しいとは思う。
    でも、1度失ってしまった家族をまた失うかもしれない。と思うのは怖い。
    そして、妹が自分のことを好きだったと知ってしまった。
    何をすれば後悔しないのだろう?
    後悔をしないように生きるというのは本当に難しいこと。
    何が「正しい」のか、何をすればいいのか。それを決めるのも難しいこと。
    まして、この幸せがいつまで続く分からない。というこんな状況の中では特に。
    妹の「想い」によって起こった奇跡。
    辛いところもあるけれど、やはり嬉しい「奇跡」だったと思う。

  • 読めば雰囲気でわかるけれど、もう少し色々書いてくれてもいいのではないか
    作者の中にだけ完成版があるのでしょう

  • カテゴリわかんないですが一応青春小説。

    絵買い。そして絵買いして負けました。
    全てにおいて何がしたいのかわからないまま……。
    絵と、ラストの四行だけで☆二つということで。ラスト四行だけ価値がありました。

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著者プロフィール

ライトノベル作家。ゲーム業界出身。「戦国コレクション」のTVアニメ化の際、脚本も執筆。代表作に「ROOM NO.1301」(富士見ミステリー文庫)「俺の教室にハルヒはいない」(角川スニーカー文庫)等がある。

「2018年 『忘却のカナタ 探偵は忘れた頃にやってくる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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