兎島: 黒と白のうさぎ (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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本棚登録 : 86
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829625392

作品紹介・あらすじ

6年前に突如体が男でもあり女でもあるものへと変異し、祟りを噂され生まれ育った島を出た白兎。帰郷後、幼なじみの道郎との淫夢に罪悪感を感じていたが、彼に求められ夢中になった。だが、妖しい青年・黒兎に同胞と呼ばれ、快楽に耽る夢を見て不安に苛まれる。やがて白兎は、黒兎が多情多淫の神で自分の中に封じられていると知った。その黒兎が目覚めようとしているらしく…。

感想・レビュー・書評

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  • プラチナ文庫なのに凄いドエロ。しかもさすが西野クオリティ。ねっとり感が(笑)。
    ただ、黒兎はもうちょっとかわいかったらこの作品が少しだけ明るくなるのになぁと思ってしまいました。西野センセイの作品はいつもねっとりとしているので、もうちょっと何か変化がそろそろほしいと思ってしまいます。

  • 西野さんの書く、村の因習や孤立した集落を舞台にしたお話がツボです。
    商業誌デビューもそのジャンルでした。
    流石はエロの申し子、フタナリ、モブ姦、触手…エロの安定感はハンパないです。

  • エロ満載なんだけど、ストーリーもちゃんとあるんだけれど……何か物足りない気がしたのはナゼなんだろう。
    好きなのよ!? 好きなんだけれど…なんかちょっと……うん。。。。

  • お話がしりすぼみ。

  • 年上攻 幼馴染 再会 ふたなり 触手

  • いかにも西野さんらしいお話w
    こんな風に「本人の意志とはうらはらにビッチな受」は大好物なんだけど
    次から次へと出てくる「実は……」受の設定が、いかにもとってつけたようで
    「え?え?どういうこと?」イマイチ理解できなかったのが残念。
    大人しく再読してきます……

    道郎がそういう役割なのだとしたら、メリハリつけるためにも
    前半を抑え目にすべきだったんじゃないかなーと個人的には思いますが。
    そういう関係になっても、まったく変化がないんだもんw
    ただ受身で、流されるだけの白兎が道郎を黒兎にとられまいとするところとか、
    道郎と心から結ばれたけど、
    それってもしかしてバッドエンドだったりするのかなと思わせるラストはよかったと思う。
    結局は黒兎は白兎の中にある欲望のある姿で、
    人間の二面性を表してるのかな、なんて読み終えて思った。

    同時収録の「兎に捕まった男」はあの人物視点による裏話。
    ネタばらししなくてもよかったのにー。
    でも少しはいい思いができたのかな。3Pが読みたかったー(こら)。

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