渇命 (プラチナ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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本棚登録 : 199
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829625736

感想・レビュー・書評

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  • 幼馴染俳優×会社を不当解雇されたリーマン
    復讐劇…かと思ったらそうじゃなくて安心した☺
    攻めがひたすら犬になりたがる話

  • 攻め様がヤンデレから病んだ人になり始めたの巻。嫌いじゃないけどうーんうーん。まぁ、この巻で終わるくらいのちょうど良さ、かな?

  • 「渇仰」の続編。
    私は前作を読んだ時、攻めは人としてどうかと思う、
    と思っていたんですが、間違いでした。

    この攻めはほんとに犬なんですね!
    だって人間の言葉通じないもの!
    なまじ人間だと思うからいけなかった。
    これは人間同士のBLじゃなくて獣姦に近い。
    あと幼児性が強いのでショタに近い気持ちにもなる。

    他の人間のことを雄っていうのどうも慣れないわ…。
    そして明良のことを雌だとカウントしてるの?
    女には嫉妬しなくて男には嫉妬する不思議な攻め。

    激しい束縛で心身ともに弱る受け。
    そりゃそうだわな…一緒にいるとき常に挿入中って…。

    エロはめちゃくちゃ多いんですけど、
    マーキングにこだわるためほぼ挿入一辺倒で
    エロ的には不満が募りました。
    身体ばっかり求めるのは全然いいけど、
    私の好みとしてはもっと前戯に時間を掛けて
    トロトロにしたあげく最後に挿入が望ましい。
    尻舐めばっかだもの…飽きるよ…

    受けばっかり気持ちよくしてるだけなのに
    ひたすらハアハア言ってる攻めなら
    可愛く感じることが出来たかも。
    逆だからな―、自分の欲求をぶつけてるだけだからなー。
    そんなセックス全然気持ちよさそうじゃない。

    どうやって現状が改善していくんだろうか、と
    気になって読み進めましたが、そう言う話じゃなかったね!
    ドロドロに共依存して行く話だったのだ…。

    一応攻めが俳優として天才的な才能を持つとか
    脚本家の色々ごたごたとかストーリーゼロじゃなかったけど薄い。というかそこメインじゃない。

    ほぼ全編ハアハア言って
    「あーちゃんあーちゃんあーちゃん」という攻めを
    愛せるかどうかにかかってる話でした。

  • 前作が良かっただけにバッドエンド・・じゃ?という終わり方だったので残念。病みオチよりハッピーが好きです。

  • なんかもうすごすぎて笑ってしまいました(笑)いやぁここまでやられると、萌えとか通り越して清々しいな!てなんか、格闘ものでも読んだかのような気分に。
    受は攻の事ちゃんと好きだって何度も言ってるしあんなに差し出してるのに、何であそこまで信じられないのかだけすごく不思議だったし、どうオチつけるのかなとすごく気になりながら読みましたが、なる程ねーと思いました。あそこまで大事にしてるのに、衰弱させたり血流させたりのアンバランスさはよく解らないけど(笑)

  • いやぁ・・2人とも・・いっちゃってるわw
    ちょいと飛ばし読みっぽくなってしまいました。

  • う…うーん。あーちゃんを喰べたらあかんよ…(O.O;)
    もっぱら「あーちゃんあーちゃん」でした。攻めが犬というか幼児化しすぎてて、このテンションで一生共に暮らすのしんどいだろな~と。たわいもない日常の幸せというものが二人の間にあるのだろうか?というかそこら辺が読んでみたいな…。
    ph3と合わせて、ここまでくるとHの特別性というかありがたみというかトキメキが皆無…

  • とうとう此処まで行ってしまったかという続編。
    わんこ攻め、美人受け大好きー!と気楽に読み始めたのですが、私が期待していたものよりも重かったようです。

    監督絡みのオチは何となく見えていたのですが、まさか二人がこんな事になろうとは。
    一応、平穏な毎日に戻りましたという事でしょうけれど、狂気がいつ芽吹くか分からない事態は少々恐ろしいです。
    嫌いじゃないのですが、手放しで大好き!というには、期待しない方向に重過ぎるお話でした。
    続編、出そうな感じですがどうなりますでしょうか。
    出たら、買うと思います。

    こういうどん底な話は好きな筈なのに、何が引っかかるのか考えてみたのですが、「胎内」「孕む」という単語が駄目みたいです。
    あと、常に中出ししまくって腹にためた状態だったら、いつか明良は腸やられて死ぬよな……と気になって仕方ないのもあるかもしれません。
    ここらへんはファンタジーなんでしょうが、自分の中のファンタジーとリアリティの境界線が見えた気がします。

  • あーちゃんの犬になりたい計画続編。ていうか、達幸はもう殆ど犬です!毛並みが良くて賢いのに、がんばりすぎて逆に残念なシベリアンハスキーが再登場です。
    前回と違うのは、こんな犬を受け入れ、飼い主として日夜躾に苦労している明良の並々ならぬ心構えですかね~心身ともに大変そう。

    すごく読むのに時間がかかりました。一体なぜ??
    はっきり言ってページ数も多く、冗長気味でしたね。クドイです。多分、達幸のH度数のせいだと思うけどww達幸にとっては平常Hなんでしょうが、読んでる方にとっては延々とアブノーマルな絡みと、あーちゃんあーちゃんで埋め尽くされたエロを読まねばならず、エロ的には初っ端から苦行にも近いものがありました…
    まあ、盛りすぎと周囲から責められ、耳と尻尾を垂れてしょんぼりしている犬の姿ははっきり見えていますけどw

    いろいろオーバーでやりすぎ感が。でも真正面から受け止めずにちょっと肩の力を抜いて読み始めると、この誇張されたエロがどんどん面白くなって。
    相変わらずツッコミどころ満載。
    脳内で映像化すると、ぶっとんだシーンばかりで思わず笑ってしまいました。人目もはばからないご主人様命の達幸ですからね~

    学生時代はとても頭が良くて成績順位も高かった達幸は、今ではその才能を明良のぱんつの色と数とローテーションを記憶するためにしか発揮していないという残念さなんですが、今回役者として飛躍するためにようやく正しい方向で生かされることに。
    そして、達幸が主役として抜擢された舞台の練習に励む中、二人はトラブルに巻き込まれることに。
    今回も安心保証の松尾がいいところで活躍。この人素晴らしいです。

    執着が嵩じて、またやりすぎちゃった達幸。明良は自ら受け入れているようなので、問題はないかもしれないけどそれはもはや野獣。映像化すると引きます…
    ラブプレイとしても、ここまでするかというかんじ。
    でも、執着愛の究極を見せてもらった気がします。二人の異常な愛と熱意は充分に伝わってきたので彼ららしい、ということで一応納得です。

    色々と、ほんとにお腹いっぱいになれる1冊でした。

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著者プロフィール

(みやお あおい) 2011年プラチナ文庫『堕つればもろとも』 (フランス書院)にてデビュー。以降、BL各社で活躍中。

「2016年 『シークレットクルーズは危機一髪 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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