真夜中クロニクル (プラチナ文庫)

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著者 : 凪良ゆう
制作 : yoco 
  • プランタン出版 (2017年10月12日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829626351

真夜中クロニクル (プラチナ文庫)の感想・レビュー・書評

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  • 凪良ゆうの本は読みやすい。適度な湿り気と陰があって人物のコンプレックスやそれを払拭しようとするあがきが、見ていて丁度こちらの胸に届きやすい。陰が暗すぎず、望む光も明るすぎず、痛々しさも読者を傷つけすぎない。
    丁度良い仄暗さで文章がすらすらと頭に入ってくる。
    ニーナというキャラクターがまた凪良ゆうを象徴するような仄暗い陰のあるキャラクターで、おっそろしく読みやすかったです、薄暗い青春の葛藤ばんざいという感じ。
    「しね、ボケ」という過激な言葉がニーナの場合にはソフトに感じられてなんか良かったです。
    あと監督さんがぱきぱき割り切って振り切れた人で好きでした。

  • 陽光とニーナ、2人だけの世界だったものがお互いのおかげで少しずつ開いていくのがいい。
    これからも2人で、些細な幸せも分け合って、新しいことにも慣れての繰り返しで、ずっと生きていってほしい。

  • 絶版で手に入らない幻の作品だったので発売されて嬉しかった。昔の(というほど昔ではないのかもしれないけど)作品のはずなのに、今の凪良さんに通じる道をはっきり感じた。
    苦い過去・自分を支える存在…そして今という流れ。受と攻もそれぞれ愛おしい一人の人間なのも、凪良さんならでは。
    この作品では特に受が悩んでいる先に、攻が頑張って追いつこうと努力しているのが可愛かった。これぞ年下攻!読めて良かったなあ。

  • 旧版既読、新装版で何度目かの再読になりました。
    何度読んでも、色褪せずに良い!(泣)
    やっぱり凪良ゆう先生の作品は、私には鉄板です。
    ニーナの、小さな世界への絶望、陽光への複雑な気持ち、不器用で繊細だけどとてもピュアでひたむきに生きている姿がとても尊いです。
    一方、陽光の強くてまっすぐな生き方、ニーナへの変わらない恋心、ふたりはもがいて苦しみながらも成長していきます。
    陽光への気持ちが自分でいまいち分からなかったニーナが強烈に彼への想いを自覚する過程があるのですが、切なくて泣けました。
    でもやはり、タイトルにもある、真夜中クロニクルが、このお話の根幹であると思います。
    情景がまた素晴らしい1冊。

    今回の挿絵のyoco先生もよかった。
    以前の小山田あみ先生も好きですが、ニーナのイメージはyoco先生のが近い気がします。

  • 旧版既読。やはり素晴らしい。クールビューティ・ニーナ、猫が絡む出会い、ブレずにずっと自分だけに執着する唯一の存在・陽光(7才年下)、無自覚な周りからの賞賛(音楽の才能と美しい顔)、家族愛、当て馬からの数度の暴行は陽光により未遂のセーフティ、山場ありの2人の仕事の輝かしい未来。あらためて好き要素てんこ盛りな内容に脱帽★yocoさん絵は大好きだけど、小山田さん絵も良かった。ロゴ含め装丁もお洒落

  • 旧版もち。
    書き下ろしのために買った。あとがきのあとに書き下ろしが付いている。
    凪良先生のあとがきに、旧版で完結してるからそこに入る余地はなかったとあり、あとに入れたとのこと。

    ニーナが東京に引っ越しした当日の話。そのままの流れで話は続いていました。
    ニーナはやっぱりニーナで、突然「家に帰る」は、郷里の家に帰る、で、東京の人は青い血が流れてるそうで。笑
    いい味出してました。
    「バカ、死ね」は「美しい彼」を彷彿とさせられました。原点なのかも。

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