光の王女と炎の王子 恋は淫らな契約から (ティアラ文庫)

著者 :
  • フランス書院
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829665398

感想・レビュー・書評

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  • 【エロ注意】【本棚無】嫁入りの旅の途中、宿に何でも盗める盗賊がいるという情報入手→盗賊を誘惑して、相手方の王家の宝を盗んで貰おう!→処女と引き換えに、契約結ぶ。

    って、ヒロインの思考回路についていけないんですけどー!?
    盗賊の王だから無法者じゃないって、なんで従者それで説得されてんの?
    あと盗みを頼みに行くのに、どうして盗賊王殺そうとすんの?
    盗賊王に頼まれて王子の事を話したら、『私以外の人の事を口にするな』とか。お前が言えって言ったのにw

    基本会話が説明的なのは、まぁいいとして。エロいシーンでそれはなえる(笑)
    てか、盗賊王は盗賊らしいことしてないよね? その割に見返りはしっかりもってかれた気がw

    相手をけなすし、可愛げないし、無茶苦茶なのがイマイチなヒロインでしたが、ツッコミながら読むのは楽しかった。

  • 何と言えばいいのか……。
    まあ、序盤でオチは見えてましたけど、あまりにもヒロインがアレな感じで、笑いしか出てこないw
    っつか、気づけよ!! いや、気づかないからこそ物語なんですけどね……。

  • 王女シアンの言動に突っ込みどころが満載でした。

    隣国の王子から求婚されて、結婚のために隣国に向かっていたはずが、宿泊する街で盗賊王ハザスがいると聞いて、なぜすぐに誘惑するような格好で頼みに行こうと考えるのか、イマイチよく分からなかったし、王太子が情報を持っていると思ったら、なぜ色仕掛けで情報を引き出そうと考えるのか、まったく王女様と思えない言動でした。

    ハザスも仮面を付けて出て来たから、どうせ、ハザス=大人になってかっこよくなったファザードなんだろうなっていう予想は付いてましたけど、盗賊としての行動が、最後に王太子が暴れたところだけで、全然盗賊らしくないし、シアンに振り回されっぱなしで、見た目以外にかっこいいと全く思えませんでした。

    なにより、こんなシアン王女が好きだったはずのグレイが、シアンとハザスの情事を見つけたあと、声高らかに兵を呼び集めたり、普通捕まえた男が仮面を付けていたら、速攻外させられているはずが、王の前に出たときも仮面を付けたままで、あとで正体が王子って分かってびっくり、とかこのあたりの一連の流れが、ため息ものでした。。

  • 6月の新刊。
    強気お姫様×優しい王子のCPがいいわ~。
    ネットではヒロインがかわいくないと評判悪いみたいだけど、わたしは断然好み。
    ヒーローもプレイボーイのモテモテ君よりも、主人公に一途なほうがよっぽどいいじゃんって思うし。
    ファンタジーの設定もありがちといえばありがちなんだけど、光と炎、そして闇というのは分かりやすいし、一冊完結でファンタジーがメインじゃないんだからちょうどよい感じです。
    あっちのほうはというと、ティアラの他作品に比べて量が多いように感じました。読者サービスかな。最中に会話が(しかも萌えな感じで)続くため、ページ数が増えているのは、作者のねらいのような感じがします。それもまたありかと。
    「シアン王女、愛していますよ。……わたしのすべて」とことあるごとに言う決めぜりふも結構好きかな。やっぱり女の子は愛の言葉をささやかれたい願望を持ってるもん。なかなかいい感じ。
    ネタバレすると、最後の神降臨もよいです。大人になってしまっても、主人公の清らかさが残るという意味で。聖女として崇められるというのが、読み終わった後に安心感が残ります。

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