蜜咎の義父―背徳の夜を (ティアラ文庫)

著者 :
  • プランタン出版
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本棚登録 : 28
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829666081

作品紹介・あらすじ

義父が愛していたのは母よりも私だったなんて。寄宿学校で過ごしていたファルセットが、7年ぶりに再会した義父は悪魔のように怜悧で官能的。恋してはいけない相手なのに惹かれてしまう。父娘の親愛を示すキスも、気づけば深く舌を絡め合い、ついに一線を…。禁忌ゆえの快楽に囚われ、もう離れられない。そんな私たちの姿を見てしまった人がいて!?インモラル・ロマンス。

感想・レビュー・書評

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  • 本家本元の血のつながりのある身内ではないから、ちょっとは期待していたんですけど、ダメでした。。。

    ファルセットに全く共感できません。
    寄宿学校で暮らしていたとはいえ、元は没落貴族だったのに、なんか上から目線で、最初からコゼットに敵対心を持っているし、早々に一線を越えたのはいいとして、そのあと内緒にしないといけないはずなのに、屋外でばっかやってるし、なんか本能の赴くままというか、頭よくない感じがしました。

    そのくせ、ジルベストにばれたあとは、彼に関係を強要されたはずなのに、途中からは自分からも求めてるし、それに対する言い訳が、ジルベストが義父のキルヒスのところにいかないように・・・って、なんでしょ、それ。
    途中でキルヒスが見てるとかって展開になるかと思ったら、彼は花探しに出かけてたし、うーん・・・、突っ込みどころが満載です。

    キルヒスの乙女思考にも驚きましたけど、そんな花言葉で自分の気持ちを分かれって、むちゃくちゃです。

    あと、背景描写が分かりにくくて、外だったはずなのに、え?屋内だったっけ?って思ったり、キルヒスと一緒のところを見られてはまずいっていうんで隠れていたはずなのに、なぜか途中から会話に参加してて、あれ?って思ったら、知らないうちに場所移動してたり、イラってするところがありました。

    やっぱり、この人の作品は、なんか微妙です。

  • 最後まで読んで………う〜ん……だったんだ……(._.)………母親の気持ちが切ない……

  • 花言葉でまどろっこしく愛を伝えようとしているロリコン義父が
    想いに会う花を探しに旅に出かけてる間に、愛しい娘はやられ放題でしたなんだこれ。
    しかも母親がひどいやつで継母かと思うような仕打ちばっかり。

  • 最後のネタバラシは大変好感がもてたが、
    ページ数の割りには駆け足で、ご都合主義な印象があった。
    重いテーマの割りに、そこまで重く感じられなかったのが、
    とても残念だった。

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