王子と娼婦 Brilliant Lovers (ティアラ文庫)

著者 :
  • フランス書院
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784829666203

作品紹介・あらすじ

伯爵の養女レダニアが義父から命じられた役割は、娼婦として王子ディーンを自分の虜にすること。身体を使って溺れさせるハズだったのに、王子の手管はさらに上手。愛の囁き、濃厚なキス、巧みな愛撫…幾度となく絶頂を得て、レダニアの方が王子の虜に。相性抜群の私たち、もう一瞬も離れられない!どんな男も思いのままだった私が、まさか本気で恋をした!?

感想・レビュー・書評

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  • 自堕落な生活をしている王子ディーンを自分の虜にするよう命じられたレダリア。お互いに敵なはずがいつしか好きになって、しかもダメ王子ぶりは演技だったということで、最後は立派な王子様にっていう感じですが、設定としては好きなお話です。イラストも嫌いじゃなかったです。

    ただ、最初にディーンとレダリアの年の差が結構あるんだなあって思いました。イラスト的には20歳前半っぽく見えるのに、これで30代半ば。確かにレダリアが子供の頃に大人として出会うっていうのであれば、現在これくらいの設定は必要なのかもしれませんが、レダリアは最後まで気付いてなかったですねぇ。ディーンが気付かないのは分かりますが・・・。

    あと、結構最初から最後まで、え?こんなところでっていうところでもくっついている二人でしたけど、ディーンの絶倫ぶりにはビックリです。しかも焦らしもすごいし。大人だからなのかは分かりませんけど、H時間の余りの長さに驚きました。

    最後は王様とも和解できたし、ハッピーエンドに終わりましたけど、ちょっと敵の蹴散らし方があっさりしてて、物足りなかった。王妃はあっさり死んじゃうし、ハディスもレダリアに執着している割には、レダリアに身の危険はなかったのは、ちょっと残念でした。

  • 読んでみたら結構な歳の差恋愛でびっくりした。王子三十代に見えねぇ。ヒロインとの年齢差がダブルスコア。相手が娼婦とはいえ、三十過ぎた男が十代の女の子を手籠めにするというのは、最初はなんともいえない罪悪感というか、背徳感が若干ありました。どっちかというと最初は女の子の方から仕掛けてるから自己責任なんだけど。
    全体的には決して嫌いではなかったんですが、女の子がすごい感情的で、あんまり自分の好みではなかったです。頭良いしいい子なんだけど、今まで押し込めてた反動か、かなり暴走してるぞ・・・はっきり言うと苦手なタイプでした。
    反面王子は、最初のイラストが気だるげな色気のある表情をしてて、でも読み進めてみると頼りがいのあるいい男で、すごく好きでした。顔だけで言えば多分、ほぼ私の理想に近い。ちょっと強引すぎるきらいはあるけど、ちゃんと優しさもあっていい人でした。王子のために☆四つ。

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