砂漠の王子と海賊姫 (ティアラ文庫)

著者 : 御堂志生

• プランタン出版 (2013年9月19日発売)

作品紹介・あらすじ

「お前ほど強く気高い女を知らない。妃になってくれ」宿敵の王子から求婚された海賊姫・ルクサーナ。煌びやかな宮殿でもツンツンし合う仲は相変わらず。でも戦いでは知らなかった凛々しさ優しさに惹かれはじめ――。王子の荒々しい愛撫に溺れ、身も心も結ばれた初夜。湯殿やオアシスで何度も身体を重ね、二人はいつしか甘い雰囲気に。熱砂に海の乙女が舞うEroticファンタジー！

感想・レビュー・書評

[らめるんさんの感想 · 2015年1月24日]

【エロ注意】自然災害で滅びてしまった島国の王女（現海賊の頭）と、砂漠の国の王子のお話。

呪いによって嫁と子供ができても何故か非業の死を遂げてしまう王族。けどそれは呪いのせいじゃないと信じるヒーロー。
何度も剣を交え、好きになった主人公をちょっと強引に妻に迎える。
ヒーローに強いから妻に迎えられたと思ってる主人公は、そのことにヤキモキ。
元々ヒーローに婚約者がいたけど、殺されるのが嫌で自分と結婚したんだ……とか勘違いがあったり。
ヒーローはヒーローで、姫と海賊団の男の仲がいいのに嫉妬したりとすれ違う感じがいい。

内容は面白かったけど、絵がイマイチだったかな。

[うらこさんの感想 · 2013年11月23日]

海賊のお姫様と王子様ってのは珍しい設定かなぁ。
なんだか裏がありそうだけど、王子様の求婚を承諾したルクサーナ。
無知故に発した言葉で誤解を生んで、痛い初夜を迎えちゃったんですが、童貞だったラシェッドが無垢なルクサーナの振る舞いに、我慢できなくなって、慌ててる様はなんかよかったです。

ただねー。イラストがもう最悪。表紙とか正面はまだいいんですけど、横顔とか斜めとか遠近感おかしい？っていう感じです。ルクサーナもラシェッドは斜めの顔はデブです。池上紗京さんとかのイラストで読みたかったぁ。

著者プロフィール

御堂志生（みどう　しき） Shiki Mido
岡山在住。ヒストリカル風乙女系から現代恋愛まで色々書いております。
本作は『エリート弁護士は不機嫌に溺愛する』のアナザーストーリー？　パラレルワールド？　みたいなお話。
別のタイミングで恋に落ちるふたりをお楽しみください。

「2020年 『愛を待つ桜　エリート弁護士、偽りの結婚と秘密の息子』 で使われていた紹介文から引用しています。」