眼鏡王子の溺愛×罠: 王宮図書館のミダラな昼下がり (ティアラ文庫)

著者 : 藍杜雫

• プランタン出版 (2014年5月17日発売)

作品紹介・あらすじ

王宮図書館でクロード王子と知り合った貴族令嬢ディア。
素敵な眼鏡姿にうっとりしていたら恋愛嫌いの彼に頼まれ恋人のふりをすることに。
王子の裏の顔はとんでもない腹黒で!?
「照れた顔も可愛いな。俺の子猫ちゃん」
耳にキスされ、注がれる甘い言葉はみんな嘘のはず。
なのに眼鏡の奥の情熱は演技に見えなくて。
所構わず睦言を囁かれるうち、偽りの関係に切なさが膨らみはじめ……。

感想・レビュー・書評

[momotterbotさんの感想 · 2015年10月12日]

舞台が図書館ていうのがちょっと目新しい。
ツンデレは最後まで塩対応で居て欲しいな。

[うらこさんの感想 · 2014年7月5日]

本好きの人間としては、好きな本がいっぱい読める（かも）＆高給のお仕事っていうのは憧れます。

眼鏡王子のクロード王子から偽の恋人の仕事を与えられて、ドキドキしっぱなしのディアですが、最初はちょうどいいやってくらいしか思っていなかったクロード王子がディアにころっといっちゃうのは結構いいかも。

ただ、デレに変わるのが意外と早かったのは残念。もうちょっとひっぱってくれてもよかったかなぁ。

あと、クロード王子はかな～り、激甘な台詞を言うんですけど、「かわいこちゃん」ってのが結構多くて、これはちょっと読んでて恥ずかしかったです。「かわいこちゃんって・・・。」って感じ。

ラストは、あの「卒業」を彷彿とさせる、花嫁掠いですけど、クロード王子にあんなに言えるのは、たぶんディアだけかも。結婚しても二人で図書館にこもっていることでしょうね。

著者プロフィール

2012年に趣味で書いていた小説を投稿。新人賞を受賞し、出版デビューに至る。
2013年からWebにて恋愛小説の発表をはじめる。

「2014年 『イケニエの羊だって恋をする!?』 で使われていた紹介文から引用しています。」