- Amazon.co.jp ・マンガ (224ページ)
- / ISBN・EAN: 9784829685648
作品紹介・あらすじ
「おれら、付き合ってみる?」
クリスマスの夜、仕事帰りの山田(26)は、
泣きながら酔っ払っている男子高校生・千尋を拾う。
彼は、同性に惹かれてしまうことを悩む少年だった――…。
ノンケの社会人と、ゲイの高校生。
偶然出会った二人が
性別を超え少しずつ心の距離を縮めていく
三田織、待望の長編作。
感想・レビュー・書評
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26歳のガテン×ゲイの高校生の、ハートフルな年の差愛でした。
繊細でやさしくて、そして癒される二人の交流と、徐々に深まっていく愛情が等身大で描かれていて好感度の非常に高いBLです。
千尋の一挙一動すべてがかわいくて、キュンキュンしてしまいました。恥ずかしくなると耳たぶがバラみたいになるっていうところが、とても好きです!
気持ちを隠してるつもりでも、どこかに漏れ出てしまうのにキュンとなってしまいます。
対する年上の山田も、ガサツかと思ったらめちゃくちゃ気がつく性格で、思いやりもあって思考回路もかわいいところがあって安心感バツグン!
チョコのところなんか、すごくかわいくて笑ってしまいました。
とても純情なcpで心温まるものがありました。
何気ない日常の中で生まれた純情ラブの話なんだけど、実はものすごいファンタジーですよね…
非現実感がちらちらしてしまいました。
千尋を連れ去った怪しい年上男が、人畜無害でお人よしの山田みたいなやつでよかったです。
その上ノンケなのに、千尋を好きになってすごく愛してくれるようになるなんて。
さりげなくリアルなので、ありえるかも…とは思わせてくれるけど、物騒な世の中なので、ちょっとツッコミたくなりました。少年は知らない人にはぜひ注意してほしいですwww
意外にもしっかりエロもあって、物語として楽しく読めた一冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
親友への無自覚な淡い気持ちからはじまり、山田への恋とも呼べない好意と、千尋を心配する気持ちと。ほわほわっとした気持ちが大きくなったり、絡まったりしてゆくかんじが、いいなあと。
山田が、千尋が自分をすきだと思ってるところも、シリアスになったりせず、コミカルでかわいくて、よかったです! -
歳をとったからか、こういう、なんの変哲もないありきたりな漫画こそ最高だと思うようになりました。
クリスマスの夜に、ヤケ酒(!)をしてぶっ倒れている高校生を拾う山田(ノンケ)。
ちょっとだけ介抱したら高校生がご飯を作ってくれて、そこから少しだけ仲良くなって。
山田もノンケだから迷うけど、高校生・千尋とゆっくり付き合っていくことを決める。
あらすじ書いてても本当に本当にふつうなんだけど、その、ふつうの恋愛、ささやかな幸せの素敵なこと。
また、絵や主人公二人の表情がとてもよくて本当によかったと思う。
特によかったのは、個人的に挿入まで描かれなかったことです。
おばさんは幸せです。 -
かわいかったし良い日常BLでした。良かった…。前作?が合わなかったので悩んでたんですが表紙と帯見て「あ、これは好きそう」と思って購入。期待通りの話でした。
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26歳ノンケ×高校生。ネットの広告に惹かれて購入しました。最初は絵柄が好みではないと思っていたけど、読んでいるうちに好きになりました。この絵柄だからこそ、このお話が引き立つのかなーと。2人の距離がどんどん近くなるのを上手に描かれています。胸はキュンキュン通り越してギュインギュインでした…大満足です。
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どなたかのレビューで【この絵だから良い】と書いてあって、読んでみたらまさにその通りだった。お互いの足りないところを補うところが最高だった。2人には幸せで居続けてほしい。
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可愛い話だったな〜。本当に少女漫画みたいな恋。