鏡鑑としての中国の歴史

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  • 法蔵館
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  • Amazon.co.jp ・本 (342ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831877161

作品紹介・あらすじ

入門的な概説や人物伝、少し専門的な論文、目から鱗のコラムまで、著者がさまざまな媒体に発表してきた文章を収める。
いちばん早いものは1978年、いちばん新しいものは2016年。
東洋史家が約40年にわたって著わした多彩な文章が示す、歴史の見方、学び方。

ありきたりな結論では終わらない。礪波史学の真骨頂!

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鑑は表面にゆがみがあったり、十分に磨かれていなかったりすると、映し出される影像は、もとの姿をゆがめたり、不鮮明にしてしまう。したがって、歴史が鑑として使われる場合、往々にして「影射害人」すなわちあてこするための器具として悪用されがちになる。……歴史が過去を映しだす鑑であることは確かだが、ゆがんだ鑑には十分すぎるほど気をつけないと、危険なのである。
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感想・レビュー・書評

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  • 東2法経図・開架 222A/To63k//K

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著者プロフィール

大谷大学文学部教授・京都大学名誉教授

「2002年 『京大東洋学の百年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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