現代語訳 精神主義

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  • Amazon.co.jp ・本 (209ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784831878502

作品紹介・あらすじ

この世に生きていくためには、どうしても心のよりどころ(完全なる立脚地)が必要だとして、晩年に「精神主義」を提唱した清沢満之。その意義はどこにあるのか。現代語訳を通し、これからの世代へ向けて、清沢の思想の本質を問い直す。付「原文」「解説」。

著者プロフィール

清沢 満之 (キヨザワ マンシ)1863年生まれ。明治時代の仏教哲学者・思想家、真宗大谷派の僧。尾張藩士の子として生まれたが、のち西方寺に入寺、清沢姓となる。東京大学大学院にて宗教哲学を専攻。1896年東本願寺で教学刷新と宗門改革を主唱したが、一時宗門より除名処分された。1899年真宗大学の初代学監に就任、宗門における人材の養成にあたった。一方、東京に私塾浩々洞を設立し、暁烏敏らと雑誌『精神界』を創刊、精神主義運動を提唱して革新的な信仰運動を展開した。1902年自坊に帰ったが、孤独のうちにも、より高次の信仰を形成し、西田幾多郎などもその影響を受けた。1903年没。

「1963年 『精神主義』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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