くらいもり、しろいみち (まんがタイムKRコミックス つぼみシリーズ)
- 芳文社 (2012年2月13日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (146ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832241114
感想・レビュー・書評
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本編は可もなく不可もなく。百合を求めて読むには薄味。
ただ作品としてはしっかりしてる。おまけ漫画もちゃんと要素が繋がって、本編やその後を深読みできる。あの後を想像するに、手掛かりが妹の電話内容しかない以上彼女に相談せざるを得ず、そこから不仲が多少なり氷解し…という想像が湧くのも作者の手の内なのだろう。
長編で読みたいタイプだが界隈で名を聴かないということは…。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
絵がつぼみコミックスにはあまりないかんじ。
普通に読めたけど……視覚障害のひとからみたらどうなんだろって思いました。
なんかなあ、恋してる感じが全然ない…。
途中の流れなんかは良かったりするんだけど、それはキッチリ恋におちるとこ描かないと…って思いました。 -
発売した頃からこの表紙の雰囲気で気になっていて、ようやく購入。
表紙と比べると中の絵が拙いかな?と思ったけど、読んでる内に好きになった、むしろこの絵じゃなきゃダメ。画面の黒と白のコントラストが印象的。
季節もちょうど今頃で、乾いた空気にすっと馴染んだ。
周りに興味を持てず、日々を勉強でしか埋め尽くせないしょうが人気のない公園で出会ったのは白い少女。
根暗で面倒くさがりなしょうと、無邪気に彼女を振り回すちはる。
全体的には百合百合しくない。でもそこがいい。
敢えて再会しない終わりの方が余韻に浸れる。
巻末は別の視点で、良かった。
「ちょいエロ、ちょいうつ、ガチ百合」という担当さんの初期の注文通りだった場合も気になる。 -
冬休みの間の話という事で結構緩急が激しいようでさほど対したことやってないように見えるけどこういう百合もいいね!
キスとかもそんな無く本当に人生に迷った二人が冬休みの間、身を寄せ合うという内容で完全精神的に互いの領域侵略うんぬんなお話。
昨今、即肉体的な触れ合いに走る内容ばっかりなのでこういう漫画がもっと増えるといいですね。