がっこうぐらし! (3) (まんがタイムKRコミックス フォワードシリーズ)
- 芳文社 (2013年12月12日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ)
- / ISBN・EAN: 9784832243781
感想・レビュー・書評
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このコロナ禍に読むと中々・・・
みーくんの相手へのアプローチが良いねえ -
みーくんが、ゆきを囲む真綿にノーを一旦は突きつけ、しかし当のゆきに絆されて、仮入部から正式入部へと。
同時に、多重人格の本を読んだり、めぐねえのと過去を聞いたり、職員用緊急避難マニュアルを見つけたり。
みーくんが入ることで動き始める、だけでなく、みーくんが関わる前から続いていた出来事の流れにある、という良質な映画のような切り取り方をする。
少女たちの生活の延長だけでなく、陰謀の匂いも。 -
978-4-8322-4378-1 176+2p 2013・12・27 1刷
◯アニメ化された部分が含まれるが
その中ではわからない部分が少しわかりかけるが
新たな展開や謎が出てきて
面白くなってきた -
いつも優しそうなりーさんが怒った時の表情は
すごくドキッとしてしまう。 -
4人目の少女、美紀が入って、第3者目線で読者が気になってたことをガンガン質問してくれるので、やっとスッキリした。職員向けの秘密文書が出て来て、どうやら計画あるいは予測された人災であることがわかってきた。最後に掲載された緊急避難マニュアルがバイオハザードみがある。校舎の見取り図がそう思わせるのかなぁ。
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みーくん加入からの意見衝突、和解が主な巻。和解するまでのみーくんの心境が丁寧に描かれていて良かった。ゆきちゃんの「何もできないからせめて笑顔でいたい」という台詞は印象的。
感想記事→http://utsuyama27.com/gakkougurashi3 -
突如起きた異変により人類がゾンビ化し、人を襲うようになった世界。
生存者の「ゆき」たちは、学校内の安全なエリアで「がっこうぐらし」を送っていたが……という、新感覚サバイバルもの第3巻です。
3巻では、「みーくん」こと美紀が「学園生活部」に訪れたことで、部員たちの様子に変化が訪れます。
ゆきの不自然な明るさと、それをフォローするくるみとりーさんに違和感を隠せないみーくん。
己の正しさを信じるあまりの行動は正しくもあり危険でもあり「咎めたくなるけれど、決して間違っていない」難しい展開が続きます。
この作品は、ゆきがいる際の穏やかな生活描写と、ゆき不在の場で起きる壮絶な葛藤や苦しみのコントラストが見事です。
爆発しそうな想いを抱えながらゆきを支えるくるみとりーの疑似家族のような関係は、読んでいて胸を締め付けられます。
既刊に引き続き、今後の展開が見逃せない3巻です。
1巻を読んで惹かれた方は、最新刊までの一気読みをお勧めします。