ギャルが落語家に恋したら (まんがタイムコミックス)

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著者 : 一色美穂
  • 芳文社 (2017年2月7日発売)
  • Amazon.co.jp ・マンガ (111ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832255623

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ギャルが落語家に恋したら (まんがタイムコミックス)の感想・レビュー・書評

  •  ピュアなギャルがイケメン噺家に恋をして、寄席に足を運ぶうちに様々な落語を見知っていって、という形式で落語の触りを紹介するビギナー向け漫画である。
     内容については四コマ構成で描かれるライトなタッチ、ライトなネタの物語であるが、徐々に落語ネタが濃くなる構成や様々なスタイルで演ることが可能な落語の腰の軽さを紹介する内容などは、こうした作品に望まれるだろう内実を備えている。
     なおかつ、この作品では作品内で紹介したネタの録音を特設サイトにアップロードする気遣いを見せている。望むべくもない丁寧な仕事だ。

     この手の作品としては廉価であり、コスパの面で見てもやはり星五つと評価したい。
     ただ、ネタそのものの触りに触れている点は注意を願いたい。要はネタバレ注意、ということだが、どのようなネタを扱っているかは帯を参照すれば確認できる。この辺も丁寧な仕事である。

  • 『さえずり高校OK部!』で私のハートをガツンとやってくれた、一色美穂先生の最新作が出た、と書店でテンションが上がったけど、一巻で終わっているのに気付き、テンションが下がった
    あくまで、私個人の印象なので、一色先生に読まれ、ツッコまれたら平謝りするしかないんだが、一色先生と、『妖怪の賃貸事情』の君塚力先生は同系統の漫画家だな、と思う
    地力はあるし、自分の才能の活かし方も経験から把握してる。けど、エンジンに熱が入るのが遅いっつーか、読み手が作品の面白さに気付くまでに時間がかかって、注目された時には打ち切りが秒読みで、手遅れになっちゃうってタイプの漫画家のような気がする、一色先生も、君塚先生も
    実力が高いので、終わるなら終わるで、綺麗に幕を引く事も出来ているのだが、ファンとしちゃ悔しい限り
    両先生とも、次回作は完結作品以上の巻数が出るように頑張って欲しい。当然、そうなるよう、私も応援する。なので、できりゃ、私がリアルタイムで読める雑誌で連載権を獲得して欲しいもんだ
    この『ギャルが落語家に恋したら』のメインテーマは、タイトルからも分かる通り、落語だ
    狂言や歌舞伎、能など日本人であれば一度は観覧したい古典芸能は多いけれど、私はとことん、落語が好き。噺そのものが面白いだけでなく、語り手の人生経験で質が左右されてしまうトコが深く、何度でも楽しめる。私は『だくだく』や『目黒のさんま』が好きだ。お気に入りの噺家は、まだいない
    落語を主軸にし、その両面を友情と恋愛で支えているので、ストーリーが読み進めやすい
    ヒロイン・銀子がギャルってのがいいな。ギャル萌えはないのだけど、イケイケどんどんで毎日を生きられるギャルってのは、案外、自分の将来に対して、真面目に考えてる感じがする。別に、皆さん、興味もないだろうけど、私は、好きな人がギャル好きだと勘違いして、ギャルになろうと頑張る委員長系キャラがグッとくる派
    そんな彼女が、虎ノ門新橋の食イケメンっぷりにメロメロ(死語か?)になっていくのと同時に、落語の奥深さにもハマっていく過程が、もの凄く共感できる。人間、好きなモノに対しちゃ、トントン拍子に沈んでくんだよなぁ
    銀子の人間的な成長も、この作品の見所だろう
    それだけに、こっから、もっと面白くなっただろうに、と悔しい。いっそ、月刊まんがライフMOMOで続編を描いてくれねぇかなぁ。難しいかなぁ、出版社が違うと。叶うなら、銀子が女流落語家を目指す話を読みたいなぁ
    どの回も、銀子の新橋に対する乙女心や、銀子と小路の女同士の友情にニヤけが止まらなくなる。個人的に好きな回は、最終回。やっぱ、落語家ってのは、アドリブで聞き手のハートを掴んでこそ、だな。丸暗記するだけなら、記憶力がいい人間だけでも出来るし、演技するなら俳優でもイイ。けど、笑わせるとなると別問題だ
    この台詞を引用に選んだのは、若いなぁ、と思ったので。優先事項を間違えたまま突き進めるパワーがあるのは、若い内だけ。歳食ってくると、ついつい、二の足を踏んで、攻められなくなるんだよなぁ。確かに、勉強も大事だけど、自分の恋心に蓋をするのはもったいない。まぁ、一番いいのは両立できることだけど

  • 悪くはない
    別に良くもないけど

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ギャルが落語家に恋したら (まんがタイムコミックス)の作品紹介

●一色美穂『ギャルが落語家に恋したら』全1巻
好きになったのは和装男子!?

イマドキギャル、銀子が恋に落ちたのは、新進気鋭のイケメン噺家、新橋。
彼に近づくため、落語好きのジジ専同級生、小路に教えを請い、寄席に通い始める…。
名作落語を所々にちりばめた堂々の全一巻!
まんがタイムジャンボ人気タイトル「寄席ばいいのに」を改題。

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