見つめていたい (花音コミックス)

著者 : 西田東

• 芳文社 (2004年6月29日発売)

感想・レビュー・書評

[ichiiiiさんの感想 · 2014年7月7日]

少しページが少なくて薄めのコミックスです。

表題作シリーズ3話: 不倫のオヤジと一途な若者。1話で終わっていたら好きだったけれど、続編が苦手でした。家庭問題とか恋愛に一途な人の問題をかなり掘り下げて長く描かれています。
高校生もの前後編: 先輩に目をつけられているラグビー部員を放っておけない主人公の話。
洋物ゲイ版高級コールガール会社のマネージャーと商品: このお話すごくよかった…！　エロシーンの直接描写がなく、仕事を撮影させられるマネージャーの目線でのみ描かれるシーンがあり、ハゲ萌えました。

[pompom456さんの感想 · 2013年10月12日]

堅物課長「山口」は、若く不誠実な男「カズキ」に振り回されながら関係を続けている。その不実さからいつかは飽きて去ってゆくだろうと思いながらも、どこか無邪気な我が儘さを許し、構っていた。
けれど、「カズキ」の思いも寄らない純情に気がついたとき、「山口」の諦めていたすべてが彩を変え熱く目覚める

[hotarufujinoさんの感想 · 2013年2月28日]

腐女子ほぼ引退状態のわたしにとって今や作家買いできる数少ない漫画家の西田東。ウマヘタ？系の絵とシュールなギャグは好みが別れるでしょうが、男に夢を見ないリアルさが、究極のファンタジーたるBLとさりげなく融合してるのが面白い。サラリーマンもの、たしかにワンパターンに感じるときもあるけど、安定クオリティで安心して読める。
くたびれた中年サラリーマンと若造のぎこちない恋愛が、なんでこんなにせつないのか。

[omikuさんの感想 · 2012年8月29日]

西田東先生のコミックで、古い方から３冊目くらいの作品なのかな？

このあたりで、もう、西田ワールドが”開花”しているのを実感。
すごいよ西田先生！！胸キュンと笑いが交互に来て悶えたっｗｗ楽しかった！
が、もっと続きを見たいところで終わったのがショックでしたｗｗ
西田作品は、もっと続きを見たいって思う作品が多いなぁｗ

大人な作品が多い西田先生だけど、この本では、初めて学生モノも読めて新鮮でした。
ありえないところで、まさかの”バナナの皮専用ゴミ箱”吹きましたｗｗ
吹いたと同時にやっぱり西田さん好きだ…と愛を実感(笑)

[ざじさんの感想 · 2012年4月13日]

『見つめていたい』恋するおじさん、頑張るおじさん、全てが愛おしい。常識やモラルに縛られながらもカズキに惹かれて止まない自分を恥じたり否定しない山口はいい親父だよ…そしてポリスの名曲がどうしても浮かんでしまう世代な私（笑）
『オレがいるから』西田作品には「リアリティ」がきちんとある。ラグビー部のOBに強姦される同級生を見てしまって、彼に対する欲望を自覚する八木、狩野の先輩への畏怖を利用するOB、OBに世話になった手前、何事も否定出来ない狩野、と言うそれぞれの感情や内面がファンタジーであるBLの中でちゃんとリアルで筋が通っている。BLプレイちっく＝エロを描写する為の、と言う部分がない。

[あーさんの感想 · 2011年1月5日]

妻子あり堅物リーマン×不誠実若者
若者が意外と純情で健気。殴られた後の泣き顔と「なん…何の～」のセリフに萌えた。お互い本気だから切なくて泣ける。

他、高校生もの・男娼もの

[はねこさんの感想 · 2010年6月8日]

人から人への思いやりというか、そういう心配りをする優しさをもったキャラが大好き。

[右往左往さんの感想 · 2010年5月14日]

「サンキューベリマッチ プリティーガール アンド ジェントルメーン」
このラストは反則

[omiさんの感想 · 2010年4月7日]

若者とおやじ。エンコーじゃないよ！
ただの恋人同士

[BL用さんの感想 · 2010年2月4日]

いつものリーマンもの(笑）とめずらしい学園もの