新装版 NON Tea Room (花音コミックス)

著者 :
  • 芳文社
3.55
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本棚登録 : 454
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784832288331

感想・レビュー・書評

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  • 2013-1-17

  • 表題作の切なさの反面、後半の酷さ…(褒めてる)さすがだなと思う。
    でも、ギャグの方が安心する。

  • 人気のSHOOWAさんですが、この方ほどはっきり好きな作品と私には駄目な作品の差が分かれている作家さんは珍しいなあと思います。
    同じ作家さんが描かれているので、シリアスだろうがギャグだろうがその方の共通の雰囲気って何かしら必ずあると思っていたのですが、この考えはSHOOWAさんで砕け散りました。

    初めて読んだのは、はるか昔、商業BLがそこまで好きじゃなかった頃で、「Nobody knows」を読みました。今、友人に貸したままで手許にないので詳細は思い出せないのですが、亀の話だけが駄目だった記憶があります。
    それから商業BLにはまり、「向日性の扉」で号泣し、「三つ巴」で我にかえり、また「ジンと猫〜」で号泣し、評判の「イベリコ豚〜」は概ね駄目なんですが時々好みのところという感じでした。
    色々読んで分かった事はシリアスはとても好みだけれど、逆は全くもって心の琴線に触れないようです。
    これはとても珍しい。
    この方のギャグのノリは苦手だけど雰囲気は好きという事は全くなく、水と油の様に評価が自分の中で分かれるので、今後読む場合の指標にはなるなあと思いました。

    バンドの話は「ジンと〜」から読んだので、アーサーが悲しくて仕方ありませんでした。
    蓮次も本当はとても悲しいのですけれど、もう誰が何を出来る訳でもないやり切れなさがたまらないです。
    誰かの代わりでもいいなんて、本当はある訳ないのですよ。

    で、この話のあとにギャグ落ちと猫と亀で何ともベクトルの違うやり切れない気持ちに。
    ギャグ落ちと猫はともかく、亀は他の本に入れていただきたかったなあと残念に思います。

  • 前作に収録されてた「謝罪」のその後のお話??これで連次が救われてて良かった。ケンタと幸せそうで何より。やっぱり身代わりとか…っていう関係は破綻するよね…。浦島太郎な話、太郎が気の毒すぎる(笑)それにしてもカメ美形すぎだ…w猫のやつ可愛かった~

  • 【借り本】
    本編のケンタと連次の話は繊細で良い。
    ケンタのクールに見えてムッツリなとことかが、切ない中にちょっとほんわかさせられて良い。ケンタは正直好み。澄ました顔してやることはやる、はっきりとした性格。連次の明るさが切なさを煽る。とゆうより、表情がすごく上手い。ので表情で気持ちが読み取れる。凄いなと思った。

    猫の擬人化はまぁいいとして、浦島太郎の擬人化は酷いなぁ。
    でも振り幅があってそれも凄いと思う。

  • バンドマンな若者同士の恋、2人とも美形で片方は他の子に片思い中な三角関係。ストーリーだけ見れば直球ど真ん中でありがちな展開。だけどそれで終わらせていないのは、やはり作者の画力と切なさを伝える心理描写の絶妙さ、本当上手いです。
    初期の作品ですが、台詞のない映画のようなカット割り、一コマ一コマの表情で追って行く繊細な気持ちの変化など、確実に今のShoowaさんに繋がっていると思います。
    個人的にはもう少しコメディパートがあった方が好きなので、描き下ろしの実はどエロかった繊細ケンタがツボwそしてあんな可愛い風貌で実はかなりの漢前受だった連次に思わずニヤリ♡

  • 旧版持ってますが購入。連次は強いなーと思いました。ケンタのがナイーブっていう。この頃のモノローグ好きだな。ただ本質に気づいて少し哀しいだけだ、とか。描き下ろし、バンドデビューしたんですねー。
    亀の話はこっちに収録されたんですね。改めて読んでもすごい(笑)初めて読んだ時は目玉飛んでった。よくこれを載せたよなぁと思います。てかカバー下が(笑)花音なのにカバー下あるの珍しいなーと思ったらこれで、笑いすぎてお腹痛い。最終的に太郎も現実を受け入れたってことでいいんですかね(笑)

  • SHOOWA先生の他の作品が面白かったので、購入してみたが
    イマイチだった。

  • 新装版。バンドのお話。他にも新装版がでているがこちらも切なくなるようなストーリーになっている。

  • 新装版2冊目。こっちはバンドで一冊。カメと太郎も入ってるけど…w「Nobody knows」でモドルとススムの話をくっつけてくれたなら、こっちのトップにアーサーの話入れられなかったのかな…。単行本違うから無理か。

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著者プロフィール

SHOOWA(しょーわ)
ボーイズラブ作家・漫画家。女性。シリアス、ユーモア、コミカルが並列する独自の世界構築で高い評価を得ている。
代表作に『月影』、『僕らの三ツ巴戦争』、『ニィーニの森』、『イベリコ豚と恋と椿。』、『向日性のとびら』など。

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