上司が「鬼」とならねば部下は動かず

著者 :
  • プレジデント社
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感想 : 24
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  • Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833416979

作品紹介・あらすじ

本書は、組織の中で特に厳しい立場にいる中間管理者、経営幹部の皆さんに、どうすれば強くなることができるかの"指針"を示そうとして書き下ろした。まず、あなたの人間としての全体を見直す。ついで、ともすれば惰性に流れ、これまで大過なく過ごせたことで、ふやけて弱体化しているあなたを鍛え直す。その具体的方法を、三十一の章に盛り込んだ。

感想・レビュー・書評

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  • 2015年9月15日読破!微妙な一冊!

    納得できる部分と納得出来ない部分が、両極端。
    確かに部下を厳しく育てたい!しかし、やりすぎるとパワハラだと言われる。すぐ心的病気にかかる。
    すると会社は守ってくれない!
    厳しくしたいけど、厳しくできない。
    こんな僕が、ダメ上司なんだろうか?

  • 「一頭のライオンに率いられた百頭の羊の群れは、一頭の羊に率いられた百頭のライオンの群れ」に勝つの諺とおり、西遊記・三国志・上杉鷹山からも学ぶ意識改革の良書 この危機的状況下でこそ読む一冊。

  • インプット2つ

    ①新人のコスト意識について
    給与の2.3倍がコストになっている。
    給与が25万円の場合は、50万〜。
    最低120万円の売り上げを上げて、給与を貰うに値する。

    ②人に良い影響を与えられる7つの習慣

    1.健康である
    2.家庭円満
    3.人のあら探ししない
    4.人を信頼して任せる
    5.仕事以外の趣味を持つ
    6.心の底から話せる友達を持つ
    7.冗談を言って笑う時を持つ

  • ■書名

    書名:上司が「鬼」とならねば部下は動かず―
       強い上司、強い部下を作る、31の黄金律
    著者:染谷 和巳

    ■概要

    部下に優しいのはダメ上司だ
    毎年恒例の「新入社員による理想の上司アンケート」。
    近年上位を占めるのは、ドラマで渋い上司役を演じる男優、プロ野
    球の監督などだ。人間関係、コミュニケーションを重視する教師型
    上司が新人社員の理想だという。著者は、こうしたアンケートの趣
    旨に懐疑的である。「ならば新人たちの期待に応えよう」などと勘
    違いする上司は会社を滅ぼす、と一喝する。
    上司としての心構え、部下の指導法など幹部教育の第一人者として
    活躍する著者は、返事や挨拶さえ満足にできない白紙の新人に好き
    勝手を言わせているアンケートなど何の意味も持たないと語る。
    良い上司とは、部下から恐れられる「鬼」でなければならない、
    それが本書に一貫する主張だ。

    各章では、部下に甘くなりがちな上司の意識を分析しつつ、それを
    克服する方法、必要な資質を身に付ける法、具体的な人材育成プラ
    ンなどを31の項目に分けて解説していく。

    現場での対話などそのまま参考にできる実例が多く、ノウハウ本と
    しても役に立ちそうだ。しかしそれ以上に、日々奮闘する中間管理
    者、経営幹部たちに「やる気」を起こさせる温かいエールに満ちた
    1冊である。
    (From amazon)

    ■感想

    過激な言い方をしていますが、結局は仏も鬼も行きつくところは同じ
    で、その方法論が違うだけだと思います。

    で、この本では、「仏のやり方が全部ではない」と言っているので
    あれば、別に鬼のやり方が全てでもないと思う。
    にも関わらず、この本では、この方法でなければに終始してしまって
    いるように思います。

    つまり、この本を書いた人の本音は、鬼にならないからダメなんだと
    いう事なのでしょう。

    ただし、ここで根本的な問題ですが、この本で言っている鬼とは、様々
    な本で言われているリーダー論となんら変わりません。
    つまり、過激な言葉を使用していますが、実は他の本でも言われている
    リーダー論を言っているだけなのです。

    ですので、言っている事は、ほぼ正しいように感じます。
    で、別に仏のやり方自体にも、一理あるように思います。

    せっかくいいことを言っているのであれば、本の中で無駄な批判を
    しない方がいいと思いますけどね。
    これだと、本を書いた人の器が小さいように感じてしまいます。

    ■気になった点

    ・痛みを与えないと意識は変わらない

    ・部下が出来るまで何度でも教える。

    ・結束や団体を軽視して、自由や個性を尊重していると組織は弱く
     なる。

  • 優勝劣敗って何回出てきたかな?道徳、教育、倫理。今の若い人に通用するのか?させなければ日本はおしまいだ。

  • 高橋

  • 人材育成会社の社長である染谷(筆者)さんが様々な企業で積まれた経験から「上司と部下のあり方の本質」を綴った一冊。

    本の中では全て匿名ですが、
    ・実在する企業で部長が会社を立て直したこと
    ・言うことを聞かない部下が甘やかす上司から生まれたこと
    ・上司が尊敬されなければ部下はついてこないこと
    など、本質を抑えた(実話から書かれている?)内容が具体的に分かりやすく説明されていました。

    また、社会における優勝劣敗の理に対して、体験談のみから語るのではなく、自然界のカッコウの例でも説明されることによって、さらに理解が深まりました。

    会社に勤めている方も、内定を取って入社を控えている人も、また研究室の後輩と関係がうまくいかない人に対しても為になる、お勧めの本です。

  • 自分の年代としては、ここまで「会社人間」なのは抵抗がある。
    (それが間違っているのだと著者は言うのだが)
    とはいえ、昨今の「優しい上司」とは違い、このような考え方も理解しておいて損はない。

  • あとで読む

  • 自分の意識の甘さが認識できた。
    まずは自分から、そして社員教育を行動に移す。

    人は動くものである。ではなぜあなたの言うとおりに動かないのか。
    動かそうと本気で思っていないからである。
    「どうせ、だめだと」諦めているからである。
    あなたが命をかけて真剣に迫れば社員は動く。
    あなたの変身が会社の人間作りの出発点である。

    社員教育の目的は、
    ①基本的な躾と習慣作り
    ②思考力、理解力、表現力の要請
    ③意識の向上(思想教育)

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著者プロフィール

昭和16年東京生まれ。東京教育大学(現筑波大学)卒。昭和63年、教育の㈱アイウィル設立 代表取締役社長、平成28年より主宰。
著書『指導者として成功するための十三の条件』(高木書房)、『上司が『鬼』とならねば部下は動かず』(プレジデント社)他。

「2022年 『勝利の道を行く ナンバー2になれる人 なれない人』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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