[現代訳]職業としての学問

  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (151ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833419154

作品紹介・あらすじ

二〇世紀最大の社会学者、マックス・ウェーバー。その青年時代に、ドイツ帝国は世界第二位の工業国へと高度成長を遂げた。だが、イギリス、フランスとの対立は、一九一四年の第一次世界大戦開戦へとつながり、ドイツの敗北をもたらした。ウェーバーが『職業としての学問』の講演を行った一九一七年は、政治も、経済も、社会も、過去の成功体験がまったく役に立たなくなった混沌の時代の中で、新しい生き方を求める若者たちに向けて行われたものである。

感想・レビュー・書評

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  • 教員が教室で提供する授業とは、この単位をとったら何の役に立つという前提はない。教員のすることといえば、教室の受講者の前で、公平な考えを示し、都合が悪い事実を明かし、知識、考える訓練、明晰さを与えること。受講者の前で、上からの押しつけ、予言的、煽動的な物言いをする教員がいたら、それは良い先生ではないと判断した方が良さそうです。

  • 自分の仕事の意味、人生の意味は自分で見つけるということなのかな。

    日々仕事をとにかく頑張る、大事なことだし、
    色々な人に出会って影響を受ける、これも大切。

    でも、この仕事何のためにやってるの?
    この人のいうことが本当に全てなのだろうか?

    こう自分に問いかけ続けて、共すれば何も考えずに偏りがちな自分のバランスをとらなければいけない。

    それはとっても疲れるけど、頑張れということなのだろう。

    ゼミの最初の授業中で読んだときは、あまり理解できていなかったけど、ゼミでの研究、会社に入ってからの経験を通じて何となくわかるようになってきた。

  • 他の訳を読んでいないが、当時、大学がどういう職場だったのか、よく分かるし、親しみの持てる書き方になっている。
    受講者が多い先生が評価されていた、というのが面白い。当然といえば当然か。現代語訳のためか、妙にリアル。当時も今もあまり変わらないというか。本質は変わらない、のかな。

  • 金大生のための読書案内で展示していた図書です。
    ▼先生の推薦文はこちら
    https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18358

    ▼金沢大学附属図書館の所蔵情報
    http://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BA91461600

  • 資料ID:98090688
    請求記号:002||W
    配置場所:工枚特集③
    (※配置場所は、レビュー投稿時のものです。)

    ☆特集展示 特集「働く」とは☆
    自分の人生に主体的に向き合うことや、働くことと生きることを思慮するのに役立つテーマの図書を集めました。

  • プレジデント社からのいただいた。ありがとうございます。

    読書メモは後で書きます。

  • できれば血気盛んな若い時に読んでおきたかったと思うが、今読んでも深く染み入るような味わいがある。人生で2回読むべき本。

  • 出来れば普通に訳したものが読みたかったけど一番手に入りやすかったのでこれを
    確かに現代に通じるものを感じはするけどそれも訳仕方の問題なんじゃないの?って思えてしまうので今度は普通に訳したものを読もう

  • 13075

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著者プロフィール

1864-1920年。西洋近代について考察したドイツの法学者・経済学者・社会学者。代表作は、本書に収められた講演(1919年公刊)のほか、『プロテスタンティズムの倫理と資本主義の精神』(1920年)など。

「2018年 『仕事としての学問 仕事としての政治』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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