文は一行目から書かなくていい - 検索、コピペ時代の文章術

著者 :
  • プレジデント社
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本棚登録 : 389
感想 : 50
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  • Amazon.co.jp ・本 (189ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833419598

作品紹介・あらすじ

電子メディア隆盛のいま、何をテーマに、どのように書くか。ノンフィクション作家でもある著者が、プロとして身につけたテクニック。そのすべてを伝えます。

感想・レビュー・書評

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  • 評判が良かったので、早速読んでみたいと思った本。
    価値ある内容だった。

    実践できそうな方法をメモ。
    ・逆接以外の接続詞を外す
    ・単語の羅列ではなく、たとえ短くても文章を日記に残す
    ・情報収集を省かない、怠けない

  • 短期間にまとまった長時間の訓練、削る力が大事、説明過剰しない。当たり前だけど、やっぱりこういうことが大切なんだよなと再確認。

    はあ、なるほど。ツイッターや電子書籍は無視できない存在になっているのか。そうだよね。

    ケータイ小説は確かに消えてしまったよな・・・。

  • とても読みやすい文体です。
    文章の書き方・・・という本・・・ですかね、やっぱり。
    むしろ、モノの考え方・・・の本かもしれません。
    著者の思考がすっきりまとまっているため、文章の書き方の説明の中に、筆者のモノの考え方がすっぽりと入っていてそれが伝わっているのかもしれません。
    念のためですが、「簡単な文章の書き方」ではありません。「ちゃんと苦労して書きなさい」というスタンスです、どちらかと言えば。

  • 後半部がおもしろい。
    ハウトゥーものに頼っていても、本当の意味での文章力はつかない。
    ランキングに頼るな。自分の眼を信じる。タイトルのつけかた。
    日々の心の動きに敏感でいること。それを捉えて統合し、文章にする。
    そうでなければ「伝わる文章」は書けない。

    文章を書くことは底なしの深い海に潜っていくような行為だと言っているが、最近ではスケートリンクを滑っているような文章を目にすることだらけ。

    文章を書く前に、まず読むことを大切にしたい。

  • 面白くて1時間程度で読み切った。
    伝わる文章を書くためには、日々の心の動きをないがしろにせず、内面に目をとめて、それを言葉として残しておく。

    日記など書き続けることもひとつの方法。人からのフィードバックがある方がなお良い。

  • 「伝わる」文章を書くことの秘訣は、日々の心の動きをないがしろにせず、自分の内面に目を止めて、それを言葉として残しておくこと。

    文章(主に小説)を書くためのヒントがいくつか載っていて、参考になる部分もあった。

  • 変なタイトルの本だが、中身はいたって真面目。
    近年の傾向(デジタル化、コピペ文化、検索の活用)に対して、良い文章を書くためにはどうすれば良いかを考察する。例えば、本を読み過ぎたり真似たりすると自分らしさが失われるという若い書き手がいるが、個性というものは、そんなことでは失われないと著者は言う。言葉遣いの癖は人それぞれなので、そんな些細なことを気にせずドンドン書いてみることが大事。
    若くない自分もそう思って、テキトーな文章をドンドン書いている。

  • 11/6/10
    俺と100冊の本

  • Writing

  • 読み終わりました。

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著者プロフィール

作家

「2023年 『ベスト・エッセイ2023』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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