これから50年、世界はトルコを中心に回る ― トルコ大躍進7つの理由

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  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (221ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833419994

感想・レビュー・書評

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  • 急速な経済発展を遂げ、世界の投資家たちの注目を集めるトルコ。中東のリーダーとして、近年、飛躍的に国際社会での存在感や発言力が高まっており、世界の識者たちは「今後50年、世界はトルコを中心に回るだろう」と予想する。争いの絶えない中東にあって、なぜトルコだけが躍進するのか?その理由を、アラブ・イスラム圏研究の第一人者が解き明かす。

    序章 いま、なぜ世界がトルコに注目しているのか?
    1章 理由その1―トルコ大躍進のかげに3人のカリスマあり
    2章 理由その2―トルコには精神的支柱となる人物がいる
    3章 理由その3―トルコは開かれた国際国家である
    4章 理由その4―トルコに投資すれば利益と喜びがついてくる
    5章 理由その5―トルコが中東の地図をぬり変える
    6章 理由その6―トルコはアメリカに対して優位である
    7章 理由その7―トルコ国民はきわめて親日的である
    終章 疲弊した日本がトルコに学ぶこと

  • トルコびいきの著者なので、けっこうイイことばかり書いています。
    が、トルコという国の概要を知るには分かりやすく、お手頃な一冊だと思います。

    賛否両論あるエルドアンですが、トルコはこの著者が言うように、EUに入らなくて良かったと思います。

    イスラム国のうちでも希望のあるトルコには、アメリカと協力しつつも、是非、今後も独自路線を歩んで行って欲しいと思いました。

  • ユーロ圏危機相場は終わったと勝手に決めつけて、次のネタを探し中。

    BRICSの次の高度経済成長はVISTAなんて言われてるので
    とりあえずトルコについて読んでみた。

    かなり一方向からのトルコ賛歌ではあるが
    今後のポテンシャルは充分に感じることができた。

    トルコはアジアとヨーロッパの間に位置しており、イスタンブールは昔から東西の貿易の重要拠点でもあった。
    周辺諸国に比べて政治・経済
    も安定している。
    また、歴史的背景からヨーロッパとイスラムの文化がうまく融合していて、言語能力や他文化に対する寛容性など、全般的にコミュニケーション力が高いとのこと。

    上記の特性を考えると、重工業やテクノロジーと言うよりは、ドバイのような金融センターの方が向いている気がする。

    まあ、でも金融センターだけでは7000万人も食っていけないか。

  • アジア・ヨーロッパ・イスラムがある。OECD加盟国の中でも急速な経済成長が期待されている国。

    トルコ、是非行ってみたいです。

  • ■書名

    書名:これから50年、世界はトルコを中心に回る ― トルコ大躍進7つの理由
    著者:佐々木 良昭

    ■概要

    「この国を知らずして日本の繁栄はない!」
    誰よりも中東情勢を熟知する著者による緊急書き下ろし!

    中東のリーダー“モダンイスラム国家”トルコがわかれば、
    これからの新たな世界の図式が見える!

    国連総会でオバマ大統領は、野田首相との30分に対して、
    なぜトルコのエルドアン首相とは1時間半も会談したのか?

    なぜ今、アメリカ・ロシア・EUがこぞって
    トルコにすり寄ろうとしているのか?

    中東に民主化運動が吹き荒れる中、
    なぜトルコだけが安定成長を続けられるのか?

    答えはこの本の中に!
    (From amazon)

    ■気になった点

    ・特になし

  • 歴史や流行のトピックがまとまっていて、トルコ顧客との営業にとても役立った。
    ただ、作者がトルコに相当陶酔しているのか、やや客観性を欠く文章で読みづらかった。たしかに実際にトルコ人に会うとその人当たりの良さや誠実さに感嘆してトルコ人のファンになってしまうのも頷けるが。。。

  • トルコ行きの飛行機の中で読了。
    たしかにトルコは成長の可能性は大きいと思うけど、成長するかどうかはいろいろな運にもかかってると思う。

  • あまりにもトルコをベタ褒めしすぎている感じはするけど...いつかは行ってみたい!

  • 第2ボスポラス海峡
    6世紀中央アジア 突厥(とっけつ、ツラン) 東西に分裂滅亡 西に向かってオスマントルコ 一部は東に向かって日本民族にとけこむ
    1985 イランの法人救出 JALが拒否 トルコ航空で脱出
    1890 エルトゥールル号遭難 和歌山沖 串本町の住民が救助
    オスマン帝国は南下政策を推し進めたロシアにたびたび敗戦 日露戦争の日本の勝利に歓喜した

    第一次大戦後トルコ共和国築く ケマル・アタテュルク
    現首相 エルドアン 大統領 ギュル 外相 ダウトール

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著者プロフィール

1947年岩手県生まれ。拓殖大学商学部卒業後、国立リビア大学神学部、埼玉大学大学院経済科学科修了。アルカバス紙(クウェート)東京特派員、在日リビア大使館渉外担当、拓殖大学教授等を経て、現在は笹川平和財団特別研究員、日本経済団体連合会21世紀政策研究所ビジティング・アナリスト。イスラム諸国に独自の情報網を持つ第一級の中東アナリストとして、マスコミ・講演等で発信を続ける一方、日本の中東政策にも提言をするなど、幅広く活躍中。

「2015年 『結局、世界は「石油」で動いている』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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