日本電産永守重信社長からのファクス42枚

著者 :
  • プレジデント社
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  • Amazon.co.jp ・本 (216ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784833422062

感想・レビュー・書評

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  • 面白かった。本人が書いた本も読みたくなった。

  • いくつか参考にしたい言葉もあった

  • 永守さんは、話を聞いても、本を読んでも、やっぱり、すごい!M&A立て直し50連勝は、奇跡だと思う。。

    1番以外は、皆ビリ。2番に甘んじていると、トヨタ日産ホンダ→トヨタホンダ日産に、すぐにかわる!

    人の能力差はせいぜい5倍だが、意識差は100倍!企業を強くしたければ、社員の意識を磨け!!

    QCD SSS クォリティ、コスト、納期は当たり前!スピード!サービス!差別化が肝!!

    すぐやる!必ずやる!出来るまでやる!!

    結果報告は⚪︎✖︎△だけで良い!これからどう戦うかが大切!!

    原単価を把握しない、ディテールを把握しない経営は経営ではない!!!

    困難は解決策を連れてやってくる!逃げるな!困難に向き合え!プレッシャーが自分を強くする!!

    訪問件数の増加が、受注率、単価をかけた後の売上を伸ばす!月100件訪問せよ!!!

    10%のコスト削減より、50%の削減の方がやりやすい!これまでのやり方を根本から見直すから!

    営業を機関車に!営業が帰るまで本部、工場は帰るな!!営業が前面!生産は後方支援!!!

  • 今の立場で読むと感じるところが多い。

    カリスマ経営者と言われる永守氏もやっている事は凡事徹底である事が理解出来た。

    ・当たり前のことを当たり前にやれる会社にせよ
    ・すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
    ・明日から伝票を見よ
    ・リーダーで会社は9割が決まる
    ・花の咲かない冬の日は、下へ下へと根を伸ばせ

    特に地べた経営力という言葉。
    日常管理が徹底していなければ堕落した組織になるという事を今一度肝に銘じたい。

    自分次第で会社が決まる。そういう気持ちを忘れないようにしなければならない。

  • 何事も徹底に尽きる、という基本姿勢の重要性を強く感じられた。

  • 現在経営コンサルタントとして活動する著者が、日本電産在籍時にカリスマ経営者と呼ばれる永守重信氏からもらったFAXを通して氏の経営の真髄について書いた一冊。

    著者が日本電産からグループ会社に派遣された7年間に受けた永守氏の薫陶から氏が残してきた功績を知ることができ大変刺激を受けました。
    1番にこだわることや経営者が率先して主導することなど経営において外すことのできない根幹の部分と納期のスピードにこだわることや営業を主役の会社にすることなど技術的な部分を叱咤激励しながら浸透させていく永守氏の手腕には読んでいて脱帽しました。
    あと、著者が在籍した日産のゴーンと永守氏の経営の手法の比較は読んでいて非常に興味深いものでした。
    また、週間管理や意識改革の順序など図解を用いてわかりやすく説明もされていて勉強になりました。

    本書を読んで、印象に残ったのは2割の社員支持があれば改革はできることや当事者意識の浸透の部分については印象に残りました。
    また、経営者は末端の数字まで把握することについてはコスト意識を高めると感じると思い印象に残りました。

    経営の舵を切る人間が本気を見せることでその背中から上意下達していくということを改めて感じ、リーダとしての振る舞いについて勉強することのできた一冊だと感じました。

  • 50社以上のM&Aを行い、今まで1社の例外も無く1年以内に黒字化させてきた実績を持つ永守重信社長。しかも、資産の切り売り、人員整理も一切行わずにである。

    その秘訣は、意識改革にあるという。赤字会社は、どの会社も判で押したように同じような特徴を持っている。社員は下を向いて仕事、慢性未達病、負け犬根性、負け戦慣れ。これらを変えるのである。

    「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」の日本電産カルチャーを伝播させるのである。最も重要なのが、経営者による集団への価値観の刷り込みであるということだ。

    時間をどう使うか。
    モーターのサンプルの事例が鮮烈である。普通は1ヶ月程度かかる試作品を、日本電産は1週間でつくって届ける。業界の常識を外れたスピードである。当然、顧客側でもスピードは上がり、必然的に設計は日本電産のモーターをベースに進む事となり、大手を押しのけて受注することとなる。

  • 50社以上のM&Aを行い、今まで1社の例外も無く1年以内に黒字化させてきた実績を持つ永守重信社長。しかも、資産の切り売り、人員整理も一切行わずにである。

    その秘訣は、意識改革にあるという。赤字会社は、どの会社も判で押したように同じような特徴を持っている。社員は下を向いて仕事、慢性未達病、負け犬根性、負け戦慣れ。これらを変えるのである。

    「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」の日本電産カルチャーを伝播させるのである。最も重要なのが、経営者による集団への価値観の刷り込みであるということだ。

    時間をどう使うか。
    モーターのサンプルの事例が鮮烈である。普通は1ヶ月程度かかる試作品を、日本電産は1週間でつくって届ける。業界の常識を外れたスピードである。当然、顧客側でもスピードは上がり、必然的に設計は日本電産のモーターをベースに進む事となり、大手を押しのけて受注することとなる。

  • MGR,リーダー、そしてそれを目指す方には是非読んでほしいと思います。
    私自身も反省させられますが、今のH&Gに足りない徹底力について。

  • 日本電産永守社長といえば
    すぐやる、必ずやる、出来るまでやる
    のフレーズを聞いたことがあった。
    その他の一番以外は皆ビリ、スピードこそ最大の武器、経営は結果、コストの原単位を頭に叩き込め、営業を機関車にせよ、温情と冷酷のバランス、など。
    理由を読んでさらに納得。

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著者プロフィール

川勝 宣昭(カワカツ ノリアキ)
経営コンサルタント
DANTOTZ consulting代表取締役。
1942年三重県生まれ。1967年早稲田大学商学部卒業、日産自動車に入社。広報室、企画室、電子技術本部、中近東アフリカ事業本部部長、南アフリカ・ヨハネスブルグ事務所長などを歴任。1998年に急成長企業の日本電産にスカウト移籍。同社取締役経営企画部長(M&A担当)を経て、カリスマ経営者・永守重信氏の直接指導の下、日本電産芝浦専務、日本電産ネミコン社長を歴任。永守流「すぐやる、必ずやる、出来るまでやる」のスピード・執念経営の実践導入で破綻寸前企業の1年以内の急速浮上(売上倍増)と黒字化をすべて達成。2008年に経営コンサルタントとして独立。現在、中小企業から一部上場までのクライアント企業に対し、「速攻型市場攻略」の経営法を指導している。著書に『日本電産永守重信社長からのファクス42枚』(プレジデント社)がある。
ウェブサイト DANTOTZ.com

「2016年 『日本電産流「V字回復経営」の教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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