100まんびきのねこ (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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本棚登録 : 931
感想 : 91
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000023

感想・レビュー・書評

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  • 読友さんの感想で気になった本!お爺さんとお婆さんは、寂しいのでネコを飼うことに決めた。ネコを探しに出かけたお爺さん、とある丘に辿り着く。そこには百万、1億、1兆を超えるネコが!何なんだ、この丘!お爺さんは可愛いネコを選ぼうと思うが、可愛いのがいっぱいで選べない。ネコはぞろぞろついていく。池の水を飲み尽くし、草原の草を食べ尽くす。爺さんが家に到着し、婆さんが1兆のネコを見て困惑する。そりゃそうだ!ここからが面白かった(是非見てほしい)。この教訓は?お爺さんとお婆さんは身勝手な決断したということだね?(笑)⑤

  • 猫を飼うことにしたおじいさんとおばあさん。一兆匹の猫を連れて帰ったところ、猫たちは誰が飼われるかけんかを始めて…。
    絵もお話もシュールです。多分この本が伝えたいことは「うちの猫が一番かわいい!」。

    • nejidonさん
      スキッパーさん、こんにちは(^^♪
      フォローと「いいね」を下さってありがとうございます!
      このお話の紙芝居もありますよね。
      季節を問わ...
      スキッパーさん、こんにちは(^^♪
      フォローと「いいね」を下さってありがとうございます!
      このお話の紙芝居もありますよね。
      季節を問わないしお話もとても良いので、一年の間に何度も使います。
      そうそう、うちの子が一番♪ そんなの決まってます・笑
      これからもどうぞよろしくお願いします。
      (アイコンの子、可愛いですね)
      2020/08/16
    • スキッパーさん
      nejidonさん、コメントありがとうございます!
      こちらこそ、フォローありがとうございます。
      紙芝居は初めて知りました!子供に読んだらきっ...
      nejidonさん、コメントありがとうございます!
      こちらこそ、フォローありがとうございます。
      紙芝居は初めて知りました!子供に読んだらきっと大盛り上がりでしょうね(^^)
      nejidonさんのアイコンの猫さんはすごいキレイですね!
      こちらこそ、これからもよろしくお願いします(^^)v
      2020/08/16
  • 〝むかし、ある処に、とても年取ったお爺さんとお婆さんがいました。二人は綺麗な家に住んでいましたが、寂しくて仕方ありませんでした 「うちに、猫が一匹いたらねえ」と年取ったお婆さんが溜息をつきます「それでは、おまえ、わたしが猫を一匹とって来てやろう」 お爺さんは、猫がいっぱいいる丘にたどりつくと、どの猫もかわいくて、みんなを連れて帰ってくることに...そんなにたくさんの猫は飼えないと言われたお爺さんは、どの猫を家に置くか、猫たちに決めさせようとしますが・・・〟100万分の一の猫に慰撫される訓話絵本。

  • 素直な子供の方がメッセージを感性で読みとく絵本。大人の私は最初は面白くなかった。

  • ねこはすべからく可愛いものだ。だけどやっぱりうちの子が一番。

  • 石井桃子さんが、かつら文庫の資金調達と外国の絵本の紹介のために翻訳を企画したと知り、図書館で借りた

    さびしくて幸せではない、年取ったおじいさんとおばあさん
    「うちに、ねこが 一ぴき いたらねえ」と言うおばあさんのために、おじいさんは猫をさがしに出掛ける

    「100まんびきのねこ」を想像すると、こわいような、楽しいような気分になる
    なんて自信のある猫なんだ、と笑えるけれど、それはやっぱり慢心だったのかもね
    一応は生活できていても、さびしいと、やっぱり幸せは感じられないのかな?と思った

  • 子供の頃から好きだった絵本。
    一人暮らしをする時、黙って実家から持ってきた三冊のうちの一冊です(笑)

    赤と黄色の表紙が、レトロな感じでとってもおしゃれ。
    北欧っぽい雰囲気をかもしだしていますが、ええと、ガアグさんはどこの国の人だったかな・・。
    それはさておき、この本には一兆匹の猫が登場します。百万匹どころじゃないですよ。
    猫をほしがったおばあさんのために、おじいさんは一兆匹の猫を連れて帰ります。
    最終的にはそれが一匹になるわけですが、その過程がみもの。結構笑えます。

  • 100万匹とは大きく出ましたね!でも本当に描ききれないほどのネコの絵になりました。その中から選んだネコちゃんにおばあさんもしあわせそうな顔でしたよ。

  • 100まんびきという数のおおさを
    感じられる絵本

  • 猫の描きこみがすごい!

    寂しいから猫を1匹飼おうというお婆さんのために、猫でいっぱいの丘に行くおじいさん。どの猫もかわいいので1兆匹ぜんぶ拾ってきてしまう。水を飲めば池は干上がり、ご飯を食べれば野原は砂漠化。それでも家まで連れ帰れば、おばあさんからさすがに皆は飼えないと言われます。どの猫にするかは猫に決めさせようとすると、猫は喧嘩をして食べあってしまいました。残ったのは喧嘩に参加しなかったやせっぽちの猫でしたが、この猫は洗ってご飯をしっかり食べさせると、きれいな猫になりました。

    大人になって読み返すと色々とツッコミたい絵本。天文学的数字の猫を前に、多頭崩壊の危険を指摘するお婆さんに冷静だな、と安堵した矢先、どの猫にするか猫に決めさせるという地獄絵図の発端となる提案をしてしまう離れ業を決められて、結果、蟲毒みたいな状況に。
    意味なんてないのかもですが、他者を使って軽率(殺しあっても悼みもしない)に寂しさを埋めようとしたり、選びとる責任を避けたり、自分こそが一番と主張しあって殺しあったり、歳をとってから読むと、ちょっと怖い話に思えてきます。

    横長の絵本は今でこそ珍しくないですが、ガアグによって試みられたそう。

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著者プロフィール

1893年アメリカ合衆国ミネソタ州に生まれる。絵を描くことを職にしていた父の跡を継いで10代から仕事をはじめ、版画家・絵本作家として活躍。版画作品はアメリカやヨーロッパの美術館収められている。主な作品に『100まんびきのねこ』『すんだことはすんだこと』『しらゆきひめと七人の小人たち』(以上福音館書店)『へんなどうつぶ』(瑞雲舎)『スニッピーとスナッピー』(あすなろ書房)『グリムのむかしばなしⅠ・Ⅱ』(のら書店)がある。他に絵本『The ABC Bunny』、青春時代の日記『ワンダ・ガアグ 若き日の痛みと輝き』(こぐま社)など。1946年、逝去。

「2019年 『ワンダ・ガアグ グリムのゆかいなおはなし』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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