ゆかいなかえる (世界傑作絵本シリーズ)

  • 福音館書店
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000337

感想・レビュー・書評

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  • センスのある線描が素敵だ。色は地味だが、これまたセンスあり。魚の餌食から逃れた4匹のかえるがあっけらかんとしていて愉快。躍動感のある文と絵。

  • カエルの絵がリアルすぎず、イラストっぽすぎず、程よい感じで生き生きと描かれている。
    たくさんあった卵が食べられて4つしか残らなかった出だしに驚いた。

  • かえるはだますのがじょうずだった!

  • 4匹のカエルが食べられてしまわないか、大人も最後までどきどきしながら読みました。

    プロセスの墨と、特色インクの青・緑の計3色と、紙の白を生かした、スタイリッシュな絵本でした。
    版を、乗せにするか、抜き合わせにするか、印刷時の版の作り方で、3色以上の広がりと奥行きを感じます。
    カエルたちが水の上にいる時は、青い版と緑の版は抜き合わせに、水に浸かっている脚などは緑の版に青の版を乗せています。
    水の中で尻餅をついているシーンは、この版の使い分けにより、秀逸に表現されています。
    また、闇夜の動物たちも、青版と墨版を乗せにしていて、墨の色に深みが出た分、目だけがギョロリと白く浮かび上がって迫力があります。
    しかし、次のページの土は、青版と墨版が抜き合わせになっでいるため、前頁の濃い黒を見ていた目には、墨単色のこのページは、まるで土がチャコールグレーのように感じます。

    子どもは物語を楽しみ、大人は絵の妙技を楽しめる、一冊で2つの楽しみ方ができる本です。

  • かえるの4兄弟がひたすら楽しげに暮らすさまを活写した絵本。いい。とてもいい。クール。

    自然界で生きる以上、そこには過酷な生存競争があるわけですが、このかえるたちは紙一重でピンチを切り抜けたりしながらも、ずーっと笑っているんだな。
    他愛もないといえば他愛もないんだけど、これが結構、こちらの気持ちまで明るくしちゃう。

    かえるが主人公だけど、彼らに人間の言葉を喋らせているわけではないところも好きです。

  • 普通のお話なんだけど、そこがとてもいいです。小さいときに読んで、今も私の心に鎮座している。

  • 何度も読んだ絵本。かえるが生まれてから冬に眠りにつくまで、読んでいる方はひやひやしたりしますが、当のかえるたちは伸び伸び愉快に暮らします。

  • 表紙からしてこの突き抜けて解脱しきったカエルたちの表情がよいのですが、特に教訓もなくひたすら日々楽しくすごすだけという話もよいです。オールオッケーな人生賛歌と見ました。なにも悩みがないんだろうなこいつら。ちなみに表紙の見返しのおたまじゃくしどもなーにも考えずにっこり笑って泳いでます。ゆかいなやつらだ。

  • 読了

  • 4歳11ヶ月
    絵もリアルで実際に目で見れなくても本でカエルのことを学べると思った

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