いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)

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  • 福音館書店 (1965年12月1日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000511

いっすんぼうし (日本傑作絵本シリーズ)の感想・レビュー・書評

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  • 御伽草子の中の一編で、「知っているようで知らない昔話」のひとつに数えられそうだ。
    童謡では確か「京へはるばる上りゆく」と言う歌詞が一番のラストに出てきた、と思う。
    京に都があった頃のお話だから平安時代のお話かと思い込んでいたら、御伽草子の別名は「室町物語」なんだそうで。
    庶民の中で口伝で伝わったお話らしいので、タイムラグがあるのね、などとひとりで納得している。

    それにしても、さすがの石井桃子さん!
    日本語の美しいこと、読みやすいこと。
    洗練された簡潔な言葉の中でも、しっかりおじいさんとおばあさんの心理や一寸法師の気持ちも表現されている。
    子どもが生まれてどんなに嬉しかったか、どんなに慈しんだか、何故京に上るに至ったか。
    その事情までが分かるようになっている。
    あきのふくさんの挿絵も本当に美しく、さらりと淡い色彩ながら雅な雰囲気を伝えている。
    都の情景、清水詣りの場面の桜と姫の衣装、恐ろしい鬼の登場場面、美しい若者となった一寸法師のますらお振り。
    どこもかしこも、眺めていて飽きない。

    小さく生まれた子、親に心配をかける子、周囲から浮いてしまう子、そんな子たちに勇気を与える昔話だ。
    打ち出の小槌はなくても、精一杯生きるその先に道が開けると、まるで教えてくれるかのよう。
    ハンディサイズでも、絵が遠目が利くので読み聞かせにもおすすめ。
    約12分。低学年から。

    ちなみに、表紙絵で表現されているものが分からず、先輩さんに教えてもらった。
    赤いものは朝顔の花なのだそうだ。
    「一寸」とはどのくらいなのか、ひとめで分かるように描いてあるのだとか。
    花を連ねて遊ぶなんて、今思えば優雅な遊びもあったものだ。

  • 有名どころで気になっていたので、図書館で借りた。

    子どもがない老夫婦が、「てのゆびほどの ちいさい こどもでも ひとりあったら、どんなに よかろう」と、お天道様に子どもを授かるよう願うと、体の大きさが親指くらいの男の子を授かった。

    いちおう、おばあさんがお腹を痛めて産んだ子なのか、と再確認。
    大まかな流れは知っていたけれど、こんな内容だったんだなぁ、と思いながら読んだ。
    蝿を針で刺して見せたり、扇の上で舞ったり、お姫様の手習いの紙を押さえたり、と一寸法師の具体的な働きが新鮮だった。
    一寸法師や鬼などの比喩について考えたりしたけれど、ハッピーエンドで良かった。
    とにかく絵がきれいでほれぼれ。
    「おたのみ もうす!」も使ってみよう。笑

  • 子ども達を見ていると、昔話の絵本は自分からあまり取りませんね。だからこそ、読んであげたい一冊。(10分)

  • いっすんぼうしが格好良く見える

    小さくても賢さと勇気を忘れない

  • やはり、いしいももこさんの日本語って綺麗だなぁとおもう一冊。
    よく知ったお話ですが読み返すと、ほほーっという感じ。
    RRも女の子ですがとても好きなようでよくもって来きます。
    こういう昔話はアニメ絵本ではなくこいうった王道がやはりおすすめ!

  • 有名なお話ですが、いしいももこさんによる再話は、細かいところまで易しい言葉で書いてあり、短い映画を見るように楽しめます。一寸法師の旅じたくも具体的だし、「たんぽぽよこちょう、つくしのはずれ」に川がある、というアリの道案内もとても楽しい。 
     そして、なんといっても、画家秋野不炬さんの絵がすばらしい。昔の日本人の装束がよくわかるうえ、一寸法師のはかまの赤や、おわんの朱、おひめさまの衣や桜など、女の子にもとっつきやすい色づかいが魅力的。
     また、小さな小さな一寸法師がどこにいるのか、ページの中を探す、という楽しみもありますね。

  • 子10ヶ月
    まだ早かった。

  • 9 20

  • 2011/2/2

  • まだ娘には早いようですが、手に取れる本棚に置いてあります。

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