のろまなローラー

著者 :
  • 福音館書店
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本棚登録 : 1388
感想 : 78
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834000894

感想・レビュー・書評

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  • がんばり屋さんがちゃんと認めてもらえて良かった(*^^*)
    ローラーくんの表情・ローラーくんの運転手の表情が、ずっと穏やかなのも印象的です。

  • タイトルの通り「のろまなローラー」が地道に道を整備して周囲の車たちに認めてもらうまでのお話。のろまだとバカにされても悲観せずじっくり仕事をするローラーと、一定のペースで進むストーリー展開が読んでいて心地よかったです。ただ手に汗握る展開を好みがちな息子の反応はイマイチ。好みが変わった時に再チャレンジかな?(3歳5ヶ月)

  • 中古購入
    読み聞かせ対象3才から
    小学校初級向き

    山本忠敬さんの描く乗り物は
    細部まで描かれているけれど
    少し力を抜いて描かれたような感じで
    かわいらしく感じる
    特にローラーがかわいく感じて
    ずっと欲しかった
    お話も子どもに聞かせたいもので
    女の子だけど最後まで聞いてくれそう

  • のろまなローラーをトラックやりっぱなじどうしゃ、こがたじどうしゃがばかにしながら通り過ぎていきます。
    それでもローラーはゆっくりゆっくりうごいていきます。
    しばらくいくとみんなでこぼこみちでパンクしたり故障したり・・・。
    またしばらくすると、でこぼこみちをなおしてくれているのはローラーだと気づいた3台がお礼を言いながらとおりすぎていきます。

    最初は抜かされたり馬鹿にされたりと悔しい思いをしますが、あとで誇らしい気分になり、ゆっくりでも地道に仕事をするのはすばらしいことだと感じさせてくれます。

  • 「じゃまだよじゃまだよ どいたりどいたり!」
    ローラーはトラックやスポーツカーにバカにされてもマイペース。
    「なにをそんなにお急ぎです。ゆっくりのんびりいきましょう」
    ローラーを追い越していったトラックたちが立ち往生したでこぼこ道を直し、感謝されるローラー。いざという時に役に立つからこそ微笑ましいゆっくりさ。
    乗り物絵本といえばの山本忠敬さんの絵と、リズミカルな文体がぴったり合ったいい絵本です。

  • こどもの頃、狂ったよーに何度も見てた絵本。
    マイペースな自分を救ってくれてたのかも。
    色も好き。

  • のろまだってみんなの役にたってるよ。
    周りに流されないローラー
    追い抜かした車たちもちゃんとありがとうって言えるの素敵!

  • やはりちょっと古いけど、気に入ってる。舌足らずな口調で、のろまなろーらーって言ってるのがかわいい

  • 絵がシンプルで可愛らしくて、山本忠敬さんの中では私はコレが一番好きです。
    息子は「どいたりーどいたりー!」が気に入っていて、たまに乗り物に乗ると使います(笑)。

  • ゆっくり走るローラーをバカにして追い越して行く車達が、軒並み凸凹道でパンクしてローラーのありがたみを知る話。

    「のろま」ってなーに?と聞かれたけど、最近のろまって言葉は使わない気がしました。
    明らかにバカにする単語だし、使ったらダメな雰囲気がぷんぷんします。

    息子はローラー車の仕事を知っているせいなのか、他の車にバカにされるところをぽかーんとして見ていました。

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著者プロフィール

小出正吾

「1967年 『のろまなローラー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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