しんせつなともだち

  • 福音館書店
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本棚登録 : 2004
感想 : 169
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  • Amazon.co.jp ・本 (28ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834001327

感想・レビュー・書評

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  •  誰かに優しくされると自分も他の人へ優しくしたくなる、そんな連鎖が続く温かい気持ちになる絵本。

     私は「わざわざ」という言葉を使う人があんまり好きじゃなかったのですが、この絵本のうさぎのセリフの「わざわざ」には優しい気持ちが溢れていました。
    (「わざわざ」という言葉、「別にやってもらわなくてもよかったけど」という感情を含んでいるようで苦手。)

  • 冬に食べ物がなくて友達が困っているんじゃないかと思い、思いやりの連鎖の物語

  • 「しんせつなともだち」、1965.4発行です。雪が降ってる寒い冬、やさしくて親切な動物たちの物語です。寒い冬に心があたたかくなります。香山美子さんの「どうぞのいす」によく似ています。「どうぞのいす」は、ろばさんの籠の中は眠ってるうちに、籠のどんぐりは栗に変わってましたが、この絵本では、うさぎさんが留守のろばさんの家にかぶを置き、そのかぶがろばからこやぎ、こやぎからこじかと、親切が巡り巡ってうさぎに返ってきたお話です(^-^)

  • 小さいときの記憶を頼りに 探した本です。
    見つけたときは とってもうれしかったです。
    ムスコはさほど 興味をしめさなかったんだけど(笑)

  • 幼稚園での読み聞かせの定番です。

    小さい子供たちも、想像力をいっぱい使って楽しみます。
    こういう静かな物語を「心地良い」と感じる心を育てたいなあ~と
    絵本の読み手としては思うのです。

  • 絵本のよさに気づかせてくれる素朴。

  • 図書館にて。
    小学校の絵本読み聞かせで使った絵本。
    優しい世界。

  • 図書館本。相手を思いやる優しさの連鎖。派手さはありませんが、心がじんわりあたたかくなるお話です。

  • 雪の降る日、うさぎが食べ物を探した外を歩いているとかぶを2つ見つける。
    1つは自分で食べて、残りの1つは食べ物に困っているだろうろばにあげることにする
    ロバの家に行くと留守だったので、かぶを置いて帰る。
    一方、ろばは食べ物を探して出歩いていて、さつまいもを見つけて帰る。
    家に着くとかぶが置いてあったので、さつまいもを食べてから、食べ物に困っているだろうこやぎにかぶを届ける。
    以下繰り返しで、こやぎは白菜を見つけて食べて、こじかは青菜を見つけて食べる。
    こじかがうざきの家にかぶを届けると、うさぎは寝ている。
    目を覚ましたうさぎはかぶを見つけて、友達が届けてくれたと気づく。

    思いやりの繰り返し。

    読んだことあるはずなのに登録にない…。

  • 2020/12/28 瑞 図書館にて
    優しさの連鎖、とても素敵な絵本

著者プロフィール

方軼羣

「1987年 『しんせつなともだち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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