パンやのくまさん (世界傑作絵本シリーズ―イギリスの絵本)

著者 : フィービ・ウォージントン セルビ・ウォージントン まさきるりこ

• 福音館書店 (1987年5月30日発売)

感想・レビュー・書評

[fukayanegiさんの感想 · 2023年6月18日]

なんてことのない、くまのパン屋の一日の過ごし方。
規律正しく、誠実に、ある意味孤独で素朴な一日。

とはいえ、印象的なオノマトペや数の数え上げの繰り返しがあったり、お誕生日パーティーのある家にパンを届けてゼリーをもらうといった起伏もある。

ちいさい子向けに読み聞かせで「パン屋さんの一日ってこんな感じなんだね～」って世界を広げる感じのお話で、うちの子はもう時期を逸しているかなとも思ったけど、意外と楽しんでいた。

まぁ、どんな素朴な物語でも、隅々まで見渡すとおもしろポイントあるものですしね。

[☆ベルガモット☆さん · 2023/06/24]

fukayanegiさん、おはようございます。

お子さんととパン屋さんの話をしたので、一緒にパン屋さんに行くのが楽しくなりそうですね♪
おもしろポイントが気になる絵本ですな。

[fukayanegiさん · 2023/06/24]

ベルガモットさん、こんばんは。
コメントありがとうございます！

なんかそう言われてみると、あんまり子ども達とパン屋に行くなんて、最近あまりしてない気がしてますね。
うちの息子は、それはもう食欲旺盛なので、おはなしのことなんて忘れて、あれもこれも手に取ることに夢中になってしまいそうw

猫丸さんのレビューにもリンクがあったのですが、この本については福音館のホームページで深緑野分さんのエッセイが掲載されていて、おはなしの中で焼かれる”マフィン”について興味深い思い出が寄せられています。
ちょっとした場面にお国柄が出ているのがおもしろかったです。

[☆ベルガモット☆さん · 2023/06/25]

fukayanegiさん,おはようございます！
お返事うれしいです♪
パン屋さんは選ぶ楽しさで、子どもの頃は楽園のようでした。
食欲旺盛の夢中になっているご子息を想像するとむふふとなります。
猫丸さんのレビューリンクをチェックしてみたら、素敵なエッセイでした。マフィンにまつわる思い出話、とてもよくて（作るのではなく）パン屋さんに行ってこようと思いました。

[でつさんの感想 · 2024年2月14日]

朝起きてから夜寝るまでのパン屋さんの１日
くまさんの表情が変わらないのに
子どもはいろんな感情を受け取っているみたい

[workmaさんの感想 · 2021年3月19日]

　はたらきもののぱんやのくまさんは、朝早く起きてパン作り♪　くりかえしの言葉のリズムが心地いい。
　１日の仕事が終わって、ベッドに入り、ゆっくり休む場面には、「あ〜…　わかる〜!」と共感する人も多いかも!

[ルイコスタさんの感想 · 2021年10月31日]

1ページ目からかわいい。
働き者のくまさんに癒されます。

[こゆきうさぎ148さんの感想 · 2020年10月30日]

パンやのくまさんの、穏やかなある1日…

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「くまさんは、あさ、とてもはやくおきて、おおきな　かまどに、ひをいれます。
かまどが　じゅうぶん　あつくなるのを　まちながら、くまさんは、あさいちばんのおちゃを　のみます。」(引用)

この文章と、かまどを見つめながらお茶を手にするくまさんの後ろ姿が、何度読んでも大好きです。

かまどの火を見つめながら、くまさんは何を思っているのでしょうか。
くまさんにしかわからない、くまさんだけの時間が、そこにあることが、とてもまぶしく尊く思えます。
人間はいつから、こんな大切な時間を無くしてしまったのでしょうか…？

なんの事件も起こらない、パン屋を営むくむさんの1日。
朝早くおきて、パン屋さんの仕事をし、くたびれた自身を癒すように眠りにつく。
ただこれだけのことなのに、とてもうらやましく、こんな暮らしがしたいなと思ってしまうのです。

平凡さのなかにあるしあわせに、気づかせてくれる1冊です。

[猫丸(nyancomaru)さんの感想 · 2020年10月7日]

『パンやのくまさん』(福音館書店) - 著者：フィービ・ウォージントン 翻訳：まさきるりこ - 深緑 野分による書評 | 好きな書評家、読ませる書評。ALL REVIEWS
https://allreviews.jp/review/4977

パンやのくまさん｜福音館書店
https://www.fukuinkan.co.jp/book/?id=141

[appleteaさんの感想 · 2022年2月21日]

『イギリスのお菓子とごちそう』で知って図書館で借り、子どもたちに読み聞かせしました。

くまさんが可愛く、優しい色合いでパンやさんのお仕事が子どもたちにわかりやすく書かれています。
マフィンを焼いて食べるシーンの絵は、まさに『イギリスのお菓子とごちそう』で知ったイギリスのクランペット！ ぽこぽこと穴の空いた、平たく丸い形のマフィンを長〜いフォークに刺して、暖炉であぶっています。どんなお味なのかなぁ？ 机の上にはお茶とジャムの準備もしてあって、素敵な仕事終わりのティータイムだな、と真似したくなりました。

作者のひとりフィービ・ウォージントンはイギリスで幼稚園の先生をされていた方のようです。イギリスの文化や風景に触れられる素敵な絵本だと思いました。

[workmaさん · 2022/02/27]

appleteaさん、
『○○やのくまさんシリーズ』大好きなのですが、作者の情報知りませんでした。ほほぅ…そうだったんですね。イギリスのクランペットというお菓子やティータイム憧れます 。まじめな働き者のくまさん 好きだなぁ～(ФωФ)

[appleteaさん · 2022/02/27]

workmaさん、絵本が素敵なのでつい「どんな方が描いていらっしゃるのだろう」と調べて作者の事を知りました。『○○やのくまさん』がお好きなのですね。私はパンやのくまさんで初めてこのシリーズを知りましたが、まじめで働きもののくまさん、素敵ですね。シリーズの他の本も読みたくなりました。

[くさなみさんの感想 · 2021年8月17日]

子供も私も好きな本です。
日々、淡々と同じような生活の繰り返しです。それは、とても安心できる事です。どんな状況でも、この生活力は強いのでしょう。この本の読み聞かせをすると、子供は安心して眠っていました。

[火曜金曜燃やせるゴミの日さんの感想 · 2021年3月15日]

わかんないけど、なぜか好きな絵本。
くまさんの几帳面さ？誠実さ？
ルーティンをこなすくまさんが愛おしく
なるし、子どもによんであげていた頃も
声に出して読むのが心地良かった。

[workmaさん · 2021/05/03]

火曜金曜さんのおっしゃる通り…この絵本、声に出して読むと、言葉のリズムが すっごく気持ちいいですよね～

[陽さんの感想 · 2022年2月6日]

大好きな絵本です
毎日目にしたいのでいつかお迎えします

[workmaさん · 2022/02/27]

陽さん
『くまさん』の絵本、穏やかな気持ちになれますよね。よい日をお過ごしくださいませ。

著者プロフィール

フィービ・ウォージントン　1910年イングランド・ランカシャー州うまれ。リヴァプールで秘書として働いたのち、1947年から幼稚園教諭としてはたらく。兄弟のセルビとともに最初の本『せきたんやのくまさん』を制作。結婚し、家庭生活がひと段落したのちの1977年にふたたび絵を描きはじめ、パンや、ゆうびんや、うえきやと続くくまさんシリーズを完成させ、出版。

「2020年 『しょうぼうしの　くまさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」