- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834002713
感想・レビュー・書評
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あのくまさんが、植木屋さんだったら…?
植木屋のくまさんの1日にせまる?!ほのぼのした1冊。
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フィービとジョーン・ウォージントンさんによるイギリスのくまさん絵本シリーズです。
ぬいぐるみのような可愛らしいくまさんが、今回は植木屋さんとして登場します。
このシリーズのいいところは、「くまさんがもし、○○という仕事についていたら…?」という視点から、いろんなくまさんの生き方を自分で選んで読めるところです。
おなじ(に見える)くまさんが、どの仕事を選ぶかで、その先にあるしあわせの形が、こんな形になっているのかということが、くまさんシリーズを読んでいると実感できます。
どのくまさんの人生も正解であり、どの人生も君たちは選べるんだよ、というメッセージも感じます。
ちなみに今のところ「せきたんや」「ゆうびんや」「うえきや」のくまさんと3冊見てきたのですが、わたしは「うえきや」のくまさんの人生がいちばん好きです。
後半にうえきやのくまさんが自分の家で作った野菜を直売するシーンがあります。
文章と絵にある時計の時刻を見ていると、本当に“あっという間”に野菜が売れたことがわかり、小2の娘と「こんなに短時間で売れるなんて、くまさんの野菜は本当に美味しいんだね!」と言い合いました。
ゆっくり読み聞かせても5分程度で終わりますし、最後はいつもくまさんが就寝するところで終わるので、寝る前の読み聞かせにもピッタリな1冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
植木屋までやっていたのか、くまさん。
相変わらず、仕事をマイペースにこなすくまさんの日常が丁寧に描かれて居る。
植木道具がどれも可愛らしくて、仕事っていいなぁ、と思える一冊。 -
勤労くまさんシリーズ。ガーデントラッグが欲しいのだが、ここに出てくるトラディショナルな木製か、手入れが簡単で丈夫な樹脂製か、ものすごく迷っている。
近所にこんなくまさんの直売所があったら、通うよなー。 -
このシリーズはどれも好き。うえきやのくまさんの話もまた地味だけど、きっと丁寧に植木をせわしてくれるんだろうなあ、と想像できるところがうれしい。今思ったんだけど、うえきやとパンやとせきたんやとゆうびんやのくまさんたちは、同一人物(熊)だろうか、それとも兄弟、あるいは全くの他人・・・・?
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ぬいぐるみのような可愛いらしいくまさんが働く一日のおはなし。お客様は人でちょっとシュールだけど、淡々とした穏やかなお話。
お花がたくさん描かれているので、ほんわかします。 -
うえきやのくまさんの1日です。野菜も花も作っています。
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寝る前絵本の定番です。毎日、周りの人のために自分の仕事をして、ご飯を食べて、ヘトヘトで寝る。それだけだけど、なんて穏やかでいい話、と思うのは、なぜだろう。
絵のタッチも柔らかくて、大好きな絵本。
このシリーズだと、パン屋さんとうえきやさんが、子どものお気に入りです〜 -
フィービとジョーン・ウォージントン作/絵
まさきるりこ訳
1987/5月(1983)福音館 -
パンやのくまさんを借りて、シリーズがあると知って借りた絵本。
繊細な絵柄で、くまさんの丁寧で穏やかに流れる1日が描かれていて、気持ちがあたたかくなる。
となりのおうちの木を鳥の形に刈り込むくまさんが可愛い。 -
良かった