少年動物誌 (福音館日曜日文庫)

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  • 福音館書店
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感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (312ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834004830

感想・レビュー・書評

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  • よくもまあ、たくさんの動物と関わり、たくさんの動物を飼ったものですね。
    とても病弱だったみたいだけど、それでもすごく元気に駆け回っていたみたい。

    でも、私も大なり小なり、こんな経験しています。
    この辺りも、山と田んぼに囲まれていますから。
    それもやっぱり、少しづつ変わって行ってしまっていますけれど。

    職場にやってくる子どもは、田んぼで遊んだこともないという子もいました。
    すこしづつ、変わってくのですね。

    まあ、田んぼに入ってあちこち遠慮なしに駆け回る私たちは、農家の皆さんにとっては迷惑な存在だったのかもしれないけどなぁ。

  • (1991.11.21読了)(1977.09.19購入)
    *本の紹介より*
    さまざまな動物たちの息づかいが人間の生活のすぐ傍に感じられた丹波篠山。その豊かな自然の中でくりひろげられた少年と動物たちとの交流を、生き生きと描き出した珠玉の短編集。

    【目次】
    モル氏
    裏藪の生き物たち
    森と墓場の虫
    水底の岩穴にひそむもの
    蛇わたり
    イタチ―落葉の精
    クマネズミ
    おばけ鮒と赤い灯
    タヒバリ
    魔魅動物園の死
    自然のなかの子ども―あとがきにかえて

  • 篠山などを舞台とした作品です。

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著者プロフィール

1924年兵庫県生まれ。京都大学理学部卒業。理学博士。生態学・人類学。京都大学霊長類研究所所長,財団法人日本モンキーセンター所長,日本霊長類学会会長,兵庫県立人と自然の博物館名誉館長,兵庫県森林動物研究センター名誉所長などを歴任。2021年5月14日没。著書に『ゴリラ探検記』,『少年動物誌』,『学問の冒険』,『人間の由来』などがある。

「2022年 『ニホンザルの生態』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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