へんてこへんてこ (びじゅつのゆうえんち)

著者 :
  • 福音館書店
3.36
  • (2)
  • (3)
  • (8)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 59
感想 : 5
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834005530

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 考えてみると、へんてこだよね〜

  •  野菜や果物の断面+絵画の技法=???


     グリンピースやきんかん、レモンにトマト……色々な野菜や果物の断面図と、無機質な素材や絵画技法が組み合わさって作られる「へんてこ」な世界。

     どこか退廃的で奇妙だけど、一晩だけの夢なら面白そうな不思議な世界観でした。

  • いろいろあって、おもしろいよ

  • いろんな野菜や、そのへんにあるもので描いた絵!
    中には「干しいわし」やら「あじのひらき」なんて材料もある。
    まさに、「へんてこ」!

    でもねぇ、勢いがあって迫力があって
    すごく好きなんです、こういう絵本。
    だって、自分の周りのものが絵の一部に思えてくるんだもの。
    思わず、周りを見回しちゃいます。

    「デカルコマニー」っていう技法の説明のところには、
    「かみとかみのあいだにえのぐをはさんで、ぐにゃっ、ぱっと、はがす」
    なんて書いてある!
    「びじゅつのゆうえんち」というシリーズだけに、アートがすごく身近に感じられる絵本。
    絵って楽しいんだよ、難しくないよ、っていう声も本の中から聞こえてきそう…。

    私は、お花のようなレンコンの穴に見入っちゃいました。

  • [ 美術の遊園地]と副題がついているだけあって、とても目をひく表紙だ。野菜の輪切りが花のように咲いている。いろいろなものを切り取ったり、貼り付けたり、流したり、飛び散らせたり、コピーしたり、マーブル模様にしたり、デカルコマニーしたりー種々の技法を使って作られた絵本。使った素材は22種類、使った技法は6種類だそうだ。少し色調が暗めなのが気になったりしたが、明るいだけが絵本じゃないし。面白いと思う。

全5件中 1 - 5件を表示

著者プロフィール

小野かおる 東京に生まれる。東京芸術大学卒業。東京造形大学名誉教授。新制作協会会員。絵本に「ねずみのおよめさん」「るー きったん」(「こどものとも年中向き」2013年8月号)、挿絵の仕事に「ゆびぬき小路の秘密」(以上福音館書店刊)などがある。

「2018年 『やねはぼくらのひるねするばしょ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小野かおるの作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×