- Amazon.co.jp ・本 (472ページ)
- / ISBN・EAN: 9784834007282
感想・レビュー・書評
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ストーリー :☆☆☆☆☆
世界観 :☆☆☆☆
ビジュアル :☆☆☆☆
キャラクター:☆☆☆☆☆
読みやすさ :☆☆☆☆
オススメ度 :機会があればぜひ読んでみるべし!
しかし、ネモ船長というキャラクターの魅力には、ただただ感服するばかりです。
いろいろな作品に、ネモ船長へのオマージュが存在するのもうなずけます。
それでいて、オリジナルの彼の魅力には、誰も遠く及ばないでしょうね・・・(しみじみ
ネモ船長の登場シーンも、実によかったです!
6人のリーダー、サイラス技師が彼の姿を認めたとたん、
「ネモ船長、お呼びでしたか?ただいままいりました!」
と叫んだときは、彼の仲間も読者も、さぞびっくりしたことでしょう。
「神秘の島」の物語は、「海底2万海里」の時から16年経っており、優秀な技師と新聞記者は、なんと「海底2万海里」を読了済みという設定なのです。
これには驚きました。でもすごく賢いやり方ですね。
「あなたは一体誰なのです!?」というところから話を始めてたら、
話してる間にネモ船長死んでしまう(笑)
★ネタバレ注意です!★
——この作品から教えられることは多いですが、一方、読み方によっては非常におそろしい作品でもあります。(あとがきからの引用)
「も、もったいない・・・!!」上下巻読み終わっての感想はこの一言につきました。
ラスト、5人と2匹(途中でお猿が仲間になる)が2年間過ごした住み良い岩の洞窟、
野菜畑や鳥小屋、放牧地、そして様々な動物が生きる豊かな森が、島の火山活動により、全てパーになってしまうのです。
途中で仲間になったお猿もこの時巻き込まれて死んでしまうのが悲しかった・・・(涙)
島が小さな地球の模型だとすれば、火をつけることに始まり、知恵と信頼と努力で、衣食住を整えてきた人類の末路は・・・と考えると本当にゾッとしますね。
さしずめネモ船長は神様でしょうか・・・
でも実際の地球が爆破してしまったら、ネモ船長も、迎えの船もない人類は、一体どうなってしまうのでしょう・・・
ジュールヴェルヌの壮大なメッセージに、ただただ感服するのみです。
「神秘の島」というタイトルも、ここにきて納得、納得です。
さて、こうなったら「グラント船長の子ども達」も読まなくちゃな・・・詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
空想科学小説と言われるけれど、人間ドラマもあって、漂流記の中では群を抜いて面白い。
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詳細は、あとりえ「パ・そ・ぼ」の本棚とノート をごらんください。
→ http://pasobo2010.blog.fc2.com/blog-entry-1694.html
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2012/3/4、5/22 追記
2008/11/5に、映画「センター・オブ・ジ・アース 3D」を観ました。面白かった!
次は、2012年3月31日公開 の映画「センター・オブ・ジ・アース2 神秘の島」
楽しみ!
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神秘の島 上巻に引き続き、下巻も読みます!
「海底二万里」の登場人物がでてきて 面白い。
なぞも解けます・・・。 -
海底2万海里のネモ艦長とノーチラス号が出てくるのが物語が繋がっていてとても面白かった。
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とっても面白い!!
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不可能を可能にした男達の後半戦は、蛮敵からの島の死守と、島の守護者との最初で最後の面会。必然と緻密な伏線の果てにあるのは、人が人を想う事、そして後悔する事憎しみを許す事なのかもしれません。何回読んでも考えさせられる一品。だからこそラストの大団円は圧巻。そして海底二万里とグラント船長の子ども達を再読したくなるのです。うむ。思わず叫びたくなるのはノーチラス号よ、永遠に!
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SFの最高傑作の1つといっていい。
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博識な技師サイラス・スミス氏の言葉
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ヴェルヌのご都合主義マックスゴリ押しだったけど面白かった
先に『海底二万里』と『グラント船長と子どもたち』を読んだ方がもっと面白いんだと思う読む順番を間違えた
神秘の力に対して超自然的な展開を期待してたけどちゃんと理にかなっててしかも前作から引き継いだものたちの力だったからファンからしたら熱い展開なんだろうな
今作の上を読んで最後の方でやっとペンクロフがちょっとだけ可愛く思えるようになったけど普通に腹立つ時あるし、スピレットは本当に無理
こんな2人を手なずけれるサイラスは本当に大人だよ