とん ことり (こどものとも傑作集)

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著者 : 筒井頼子
制作 : 林 明子 
  • 福音館書店 (1989年2月10日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784834007657

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とん ことり (こどものとも傑作集)の感想・レビュー・書評

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  • 山の見えるまちに引っ越してきたかなえ。おともだちはまだ、誰もいません。そんな時、玄関から「とん、ことり」という小さな音が静かな家に響きます。引っ越しシーズンの春に読みたい絵本
    5・6歳から  (友だち)

  • かなえは、あたらしい町に引越ししてきました。引越しのお片づけをしていると、郵便受けに”とんことり”と音が。見ると、すみれの花束が落ちていました。その翌日にはたんぽぽが。いったい誰がくれたのでしょう?お友達と遊びたい子どもの気持ちが、やわらかな絵とともに描かれた絵本です。年中さんから。(2013.12締切分)

  • ◆おひっこしのドキドキ♡かわいいなぁ。◆スミレの花束、タンポポの花束、それが空き瓶に活けてある風景が好き。◆父が県内転勤族だったので、新しい住まいの様子や見知らぬ町の様子に胸がキュっとなる。こんな「とんことり」があったら、妹と二人、ずっと玄関から離れずに犬のように待っていたに違いない。◆新しい友達との出会いではないけれど、転校するときにみんながくれた「大きなビー玉」「大きなおはじき」「手紙」とか、親友がお母さんと選んで贈ってくれたキティちゃんの赤い腕時計・・・そんな宝物の手触りを思い出す素敵な絵本でした。【2013/09/17】

  • 以前なら、なんだこんなの、と吐き捨てていただろう。
    ところが。本屋で立ち読みしていたら、嗚咽しそうになった。子供の楽しそうな表情やさびしそうな表情を描くのがうまいんだな。
    「火垂るの墓」と同様、いいかわるいか判断できない。というかそんなのどうでもよい。

  • 筒井さんの絵本はどれも好きですが、この本は一等お気に入りでした。
    ポストから聞こえる、ことん、という音の特別な響きは、幾つになっても変わらないものです。

  • 長女が幼稚園で始めてもらった本。親子で何度も何度も読んだ。不安と緊張、期待と予感。いろいろと子供なりに考えながら読める。擬音の”とんことり…”がいつまでも心に残る。

  • 私は小さい頃、転校生でした。

    新しい街ってどんなところだろう。
    友達ができるかなぁ。
    学校までの道は怖くないかなぁ。

    そんなことを考えながら、初めての場所への期待と不安で
    胸をいっぱいにしていたものでした。

    この絵本に出てくる「ことり」は、「小鳥」じゃありません。
    もちろん、「とん」も「豚」じゃありません。
    それはそれは素敵な「音」なんです。
    どうぞあなた自身が絵本を読んで「なるほど!」と思ってくださいね。

    とにかく、小さい頃にそんな不安で押しつぶされそうな気持ちになっている時
    こんな出来事が自分の身に起こったら…
    きっと一生忘れられない大事な思い出になっただろうなと思います。

    何度読んでも心がじーんとあったかくなります。
    それは私が転校生だったからなのでしょうか。
    いえ、転校生でなくとも、この柔らかく優しいおはなしに
    心が吸い込まれてしまいそうになるに違いないと思うのです。

    大人になった私は、この絵本のかなえちゃんではなく
    「とん ことり」をしていた女の子になりたいな。

  • かなえは、やまのみえるまちに、ひっこしてきました。へやで、にもつのせいりをしていると、「とん ことり」という、ちいさなちいさなおとがきこえて──。
    原画展観覧前に林明子さんの作品を追っかけようと思い読了。てっきり小鳥が出てくるおはなしかと思いきや、郵便受けに物が入る音とは驚き。とてもかわいいです。かなえと出会った女の子は『いもうとのにゅういん』で登場したあの子ですね!かなえとお友だちになりたくて、どの場面でも見つめている演出好きです。自転車でお出かけする場面は優しさで満ち溢れています。

  • 娘に読んでもらった。写実的に、かつ柔らかく景色や人物が描かれていて、質感が伝わってくるようです。繰り返しの展開の中、主人公のかなえの心情の移り変わりが感じられます。

  • なぜか表紙がちょっと怖い気がして今まで手に取らずにいたんですけど、Twitterでフォローさせていただいている方からお気に入りの1冊だと伺い、早速図書室からお借りしてきました。

    山の見える町に引っ越してきたかなえ。
    知らない町、知らない家、知らない子たち。
    お父さんもお母さんも忙しそうで、かなえはひとりぼっち。
    ところが、玄関の郵便受けが「とん ことり」と鳴る度、誰かから小さな花束やお手紙が届きます。

    初めは「差出人が分らない花……怖い……」なんて怖気づきながら読んでいたのですが、菜の花畑を走る2人の満面の笑顔に涙腺が決壊。
    薄暗かった玄関と光溢れる原っぱのコントラストがひたすら眩しくて、そして(林明子さんの作品を見る度に思うんですけど)子どもたちの弾けるような笑顔が自分の娘に重なって、良かったね良かったねとただただティッシュを大量に消費してしまった次第です。

    読んで良かった!

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